イタリア〜ン☆食材店

 前回までのあらすじ…バジルペーストを作るのにペコリーノチーズが必要になり、チーズを求めて東へ西へ(ホントはスーパーに行っただけしたが…)。どんなにさがせども目的のチーズは見つからず、ベベンベン!イエローページで見つけた『イタリアン・グルメ・フーズ』という伊食材店にヒロシ(誰?)は一筋の光を見出すのであった。

 冷たいと言うより痛い風の吹くなか、自転車で片道20分…目的のお店らしきトコロに着いた時には体の芯まで冷えきっておりました。目的のお店『らしき』と書いたのにはワケがあるのです!昨日、このお店を探すのに使った電話帳には通りの名前と番号(番地)が書いてありまして、その道にそって書いてある番号を探すだけで(どの家にもお店にもみつけやすいところに少し大きく番号が表示されていますので)迷うコトなく行ける…という寸法になっているわけです。例外なくこのお店も電話帳に書いてあった通りを目的の番号をさがしながら進んでいくコトで、難なく見つけるコトが出来ました。

 …が、外観からしていかにも食品を売っているお店のようには見えないのです!建物自体がすでに重厚なカンジで、重々しい鉄製の扉、その扉には鉄格子が……店に入った瞬間にヒゲをはやした親父にショットガンでも突きつけられそうな重苦しいオーラを放っています。中の様子を確かめようにも窓はひとつも無し…ドアのガラス部分もホコリを被っていて、中を見るコトは出来ません。少しビビッていましたが、20分かけて痛い風の吹くなかをやってきたのです!いまさら引きかえすワケにはいきません!意をけっして扉を開くと…(『引く』と書いてあった扉を一度、思いきり押したコトはナイショです)

 …そこにはショットガンをかまえたヒゲ親父など何処にもおらず、世にもイタリア〜ンな世界が広がっていました。店内にひしめき合っている棚にところ狭しと置かれたイタリア〜ンな食材の数々、知りもしないのに一緒になって陽気に歌いだしたくなるようなイタリア〜ンなBGM、イタリアなまりのの陽気な店主…私はカナダにいてイタリアを感じました☆(←オオゲサ)全てがものめずらしく、店内をくまなく見てまわりました。数えきれない程の種類のパスタや調味料、ハム(プロシュート)やサラミなど全て試してみたい!と思いましたが、今回は必要なモノだけ買っていくコトにしました。

 目的のブツを探してみました……が……無い!?見つからない!!昨日のスーパーで見つからなかったのとは逆で、品数が多過ぎて自分の目的のペコリーノチーズが見つからないのです!あっちをウロウロ、こっちをウロウロしているうちに、店員のオバさんが温かい笑顔で「何をさがしているんだい?」と…「ペコリーノチーズを探しているんだけども…」と話すと、すぐに教えてくれました。それだけではなく、ちょっとしたチーズのお話までしてくれたのです!このお店、一度めにして気に入ってしまいました。まさにヒトメボレというヤツです(注:米の品種ではありません)!用が無くてもちょくちょく来たいと思わせる、そんなお店でした☆(迷惑だって!)

 アパートに帰り、やっとのコトで手に入れたペコリーノチーズを使って作ったバジルペーストスパゲティは、特別美味しく出来たような気がました。(自我自賛☆)

(3/21の日記より)