お菓子音痴〜ズッパ・イングレーゼ病院風味〜

 新しいお菓子を作ると100%の確率で失敗するというジンクスがありながらも懲りずにまた新しいお菓子作りに挑戦!…挑戦、それは美…。(←あまり気にしないで下さい)

 今回のお菓子はズッパ・イングレーゼというイタリアン・ケーキです。その名、ズッパ・イングレーゼとはイタリア語で英国風スープという意味で、イギリスから(イタリアに)やって来たお菓子なのか…?と思わせてながら、当のイギリスでは同じモノがイタリアン・プディングと呼ばれているという、国籍不明のちょいとイキ(?)なお菓子です。

 その作り方はティラミスでも使うサボイアルディ・ビスケット(又はスポンジケーキの薄切り)にアルケルメスという名のリキュールをしみこませて、その上からタマゴとミルクで作ったクリームをのせて、冷蔵庫でしばらく冷やして出来上がり…と、クリームを作る工程以外はそれほど大変なモノではありません。

 これを作るにあたって、まず材料をそろえるコトに。…と言ってもウチに無いものはアルケルメス・リキュールだけでしたので酒屋へ直行!リキュールの棚を探してみますが………な、無い?!しょうがないのでお店の人に聞いてみましたが「そんな名前の酒は聞いたコトもないヨ」とのコト。その後、数件の酒屋を探してみましたがどこのお店にもおいておらず…あきらめて帰宅。(←トボトボという効果音憑き)

 どこの酒屋にも置いていないお酒、アルケルメスってイッタイ!?…と頭を悩ませていたトコロ、ふと「インターネットなら何かわかるかも」とおもいたち、さっそく検索GO!さすがはインターネット!どんな情報も見つかります。それによると「スパイスを使って作られた紅い色のリキュール。(ズッパ・イングレーセになら)ラム酒で代用可」…らしいです。ラム酒ならウチにもありますので、さっそくお菓子作りスタート!

 レシピに書いてあるアルケルメスの量とまったく同量のラム酒を指示通りの水で薄め、レシピ通りに浅い容器に入れてそこにビスケットを浸し…この時点で「うん?」と思いましたが(というのも、いつもはハケを使って塗っていましたから、この方法には少し違和感があったんです)、さして気にもとめずお菓子作り続行…。(←これがいっつも失敗のもとなんですよねぇ…)クリームを作ってお酒に浸したビスケットの上にかけ、冷蔵庫で冷やすこと2時間。生クリームとアーモンドをトッピングして出来上がり!さっそく試食してみました。

「………うげふぁぁぁぁ〜!!!?(大ダメージ!)」

生クリームやらアーモンドやらで見た目は可愛らしく出来ているクセに、攻撃力大!ひとくちでゾウもノックダウンなお味です!………ですが、どことなく懐かしい味なのは気のせい?…これは…とっても衛生的な…うぐぅ!びょ、病院の味だぁ〜!!(汗)

 どうやらラム酒の液がビスケットに染み込み過ぎ、きっついアルコール臭→消毒用アルコール→病院味と私の味覚が判断したようです。それにしても、病院味…お菓子作りに失敗したコトにだけでなく、去年の入院生活までも無理やり思い出させられ、精神的にズンドコ(どこ?)まで突き落とされた気分でした。

 初モノお菓子作り、回を増すごとにより恐ろしいモノが出来あがっているような気がしているのは私だけなのでしょうか?

(後日、アルケルメスではありませんがリキュールを使って作り、見事成功。近いウチにレシピをアップする予定です。)