
BARでの飲み方
誰でも行きつけの店をつくりたいモノですよね。どんな店が良いかは人それぞれで好みや趣味嗜好があると思います。それを見つけるまでは夜の街をさまよい歩かなければならないことは覚悟しないといけないでしょうね。
でも、行きつけの店でもランクがあると思います。
(1)帰り道にちょっと寄れる気の置けない店
(2)ここ一番で決めていきたい店
(3)手元不如意でもちょっと飲める店
もちろん(1)(2)(3)が同じなら言うことは無いんでしょうが、なかなかそんな店は無いですよね。(1)の店は出会うのも難しいと思います。
だからここは(3)の店から捜していきましょう。ちなみに手元不如意(てもとふにょいと読みます)とは「お金がない」ことです。まあ、2杯で1000円までならちょっと楽しめるでしょ?そこで、駅前の店から捜していくことにしましょう。やっぱり飲みたくても安価でないと飲めないサラリーマンが乗降客に多い駅の周りの方が捜しやすいですね。それでドリンクを正味で飲むためにはチャージの付かない店ですね。もちろん店によって異なりますが、通常は席料として、800円から2000円まで設定されています。チャージの付かない店というと一般には立ちのみ形式ですね。そこで飲むとして、一番安く値段設定しているドリンクは何だと思いますか?・・・ビールと考えがちですが、ビール以外にもジン系のスピリッツ(蒸留酒:焼酎のようなもの)が値段設定としては安く飲めるモノに設定してあると思います。あとで説明しますが、なるだけストレートに近い形で飲むと安く飲めるとも思います。
こういう店で銘柄指定無しでジンのシングルをロックで貰うとして、一杯400円とすれば炭酸で割ればプラス100円ぐらい。複数のモノ(果汁など)が更に入ればプラス100円ぐらい。という風に値段を設定してあると思います。ジントニックを注文すれば、ジン+トニックウォーター+ライムとなり、400円+100円+100円=600円位なんでしょうね。逆に言えばそれで計算していけば良いと思います。氷については製氷機の氷と氷屋の氷でお金を取るか取らないかが変わります。できればバーテンダーの正面に陣取って彼の仕事を見ましょう。喫煙するバーテンダーであれば喫煙後どの程度手洗いをするかとか、流し回りはきれいかとか、いわゆるきれいな仕事をするかどうかを見ておきましょう。バースプーンの使い方一つできれいに見えたり、不潔に見えたりするモノです。
それから、席料を取らないような店でのエチケットは「長居しないこと」です。回転を良くするために店の方も工夫をされて居るんですから、飲みたいだけ飲んだらさっさと帰ることです。友達同士で行ったとしても、居酒屋のような感覚でわいわい騒がずに、スマートな大人を気取って飲みましょう。
また、同じ店で、同じモノを同じ量だけ毎回飲んでみて、同じ時間だけそこにいて支払いが変わることはあまり無いと思います。しかし、時間帯や曜日で微妙に金額を変える所もあるので、その辺は良く注意して、時間帯も同じにして見ると良いでしょう。同じ事をして、値段が変わるのであれば行くのを止めた方がいい店です。もちろんエチケットを守らない客は法外な請求を受けることがありますよ。そんな客は店側にすれば2度と来て欲しくない客ですからね。
私がこの「タッチアンドゴー」と呼ぶ飲み方で、良く行く店にJR三宮駅の中央口の2階にあるQuater(クオーター)があります。ここはカウンターに座っても、テーブルに座っても、チャージは無し、昼間なら珈琲も出ます。通常、支払いは注文が出てきたときにウエイターさんがお客さんのテーブルでやりとりします。慣れれば飲みたい金額だけテーブルやカウンターの上に置いて、お金が無くなれば帰るってのもかっこいいですよ。私は昼間ならたいていビールを貰います。窓際のテーブル席に陣取って、駅に来る待ち合わせ相手を待つというのが良いです。また、みんなと別れた帰りに電車の来る時間が少しあるというような時にも便利です。ただし、他の飲み屋と違い、閉店時間が比較的早いので、ご注意を・・・ここでも長居は嫌われますゾ。