神戸市中央区
三宮(フラワーロードから生田筋あたりまで
 バー・ローハイド 言わずとしれた神戸の老舗です。昔は北長狭通の狭くて入り組んだ路地を入っていった所にある焼鳥屋がある建物の横の急な階段を登っていくとあったすすけて暗い店でした。
震災で建物が被災し、一時期閉店を余儀なくされましたが、震災後、JR三宮の山側の緑色の屋根のビルの地下におさまっています。
昔に比べると店内は広くなり明るくなりました。昔同様、珍しいボトルのお酒も多く、お酒が好きな人、いろんなお酒を飲んでみたい人、昔の古いレコードを結構大きい音で聴きたい人(笑)にはおすすめです。女性でも入りやすい明るいお店だと思います。お馴染みのマスターは最近は週に数日出勤で息子さんがお父さんに替わってシェイカーを振っておられます。閉店も比較的早い時間なので、朝まで飲みたいという方には早い時間にここで飲まれてから北野方面に移動することをおすすめいたします。

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 アルコ・ホール 震災前は北野坂から下ってくると紫色のネオン管で大きく屋号が浮かぶビルが目印でその3階に本店がありました。支店も生田筋の西側の紫色のビルにあって、清潔感があり、従業員の態度もよく、女性が一人でも入りやすい店でどっちの店舗もたくさんの人でにぎわっていました。
 今は本店が元あった所から数十メートル西に行ったビルの地下に居を移しています。現在はこじんまりとしたカウンターだけの店で、以前よりは落ち着いた店づくりにはなりましたが、震災後、改めて収集したマスター自慢のスコッチウイスキーやヴィンテージもののバーボンのラインアップがバックボードを埋めています。
そうそう、話は少しそれますが、どこの店でもそうなんですが、そこの自慢の(もしくは秘蔵の)一杯を飲もうと思えば謙虚な気持ちで行きましょう。知ったかぶりをしていくと思わぬ逆襲にあうことがありますぞ・・・もちろん、謙虚な態度で昔飲んだことのあるお酒のみならず、飲みたい種類のお酒、味の感じを伝えればそれに合わせてアレンジしてくれますよ。
「あそこでアレを飲んだ」とか「アレは良かった」とか言うのも良いですが、他の客からすれば(もちろん店の人からしても)自慢話にしか聞こえませんものね。

 バー・フライ そのアルコホールから北へ歩いて数十メートル、生田新道に面したステーキ屋さんの2階が元アルコホールの支店で、屋号を「バー・フライ」と改めて営業しています。ここはカウンター、ボックスともにオーセンティックな雰囲気でちょっと年月を経るといい風合いの出る店づくりをしています。ここのバックボードにも見たことの無いようなボトルが数多く、スコッチのラインナップではなかなかのモノと思います。新たな酒と出会える楽しみがある店です。
ちなみに「バー・フライ」とは、「飲み屋に集まる常連さん」「酒にたかる蝿」そして「ミッキーローク主演の映画のタイトル」なんですが・・・どれなんでしょう。
もうすぐ開店3周年なんですよね。この厳しい時代にこの三宮でよく3年生き延びたと思います。これからもこだわりのある良い店であり続けますようにお祈りしています。

 バー・メインモルト 夜の三宮でシングルモルトを語る人でこの店を知らない人はモグリかもってほどのマニアには有名な店です。神戸サウナの南側の小さい店が密集したあたりのビルの地下にあります。ここで初めて飲ませてもらった、とあるシングルモルトのストレートが、信じられないような香りがしたんです。あの良い香りが今も忘れられません。

 ラ・バラオンダ ここもお気に入りのお店です。JR三宮の高架下にあり、入り口に大きい鉄扉があるので一見しては店が開いてるかどうかはわかりにくいですが、入ると、スペインのバールを思わせるような厚手のカーテンをくぐるとバーがあって、その奥がテーブル席になっています。たいてい私はバールでワインかビールを飲みながらアンティパストを食べるというのが楽しみです。昼の休憩なしで営業していたときは仕事の合間にエスプレッソを飲みに行ったりもしたんですけどね・・・
もう一店は生田筋と阪急の高架が交わるあたり、同じ屋号の店でも、大型チェーン店と違い、同じ料理でも味や雰囲気が違います。店によって客層が違うのと、バールっぽく飲めますんで場違いにならないようご注意ください。

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