直線上に配置

お水のあぜ道
二代目ママ奮闘記

第2章

月日が立つのは速いもので、2人が勤めて1年位の頃です。まきちゃんが結婚して、アルバイトになり、毎日出勤していたみず子の給料の方が上になり、お店のNO1は、麻味子で、麻味子ファンクラブでもできそうな勢いでした。みず子は麻味子に振られた失恋組のお兄さん達の良い友達になり、後のフォローをしっかりやり、スナック了の「みず子」と言ったら、この栄町通りでは知らない人は無い位に有名人に成っていました。こうやって2人の仕事も板に着いていた頃に麻味子は後に、「麻味子ママ」にとって、かけがえのない片腕になる「マサミ」と出会う事になるのです。

「マサミ」は18歳、やせっぽちで、声は小さく、何となくヒヨワな感じで、出っ歯の女の子というのが印象でした。マサミはお母さんと一緒に面接に来て、お店に出るようになりました。私の第一印象で、やせっぽちのマサミとみず子をタッグを組ませると、このマサミという子は、お店の「花」になるという予感がありました。

そこで私は、第一印象の予感を信じて「スナック了マサミちゃん変身大作戦」を実行しました。作戦方法は、麻味子のお客様をマサミの方を見るようにしかけるのです。「しかけ人」は、みず子です。みず子はこういう仕事をやらせるとバツグンに上手いのです。作戦を実行して半年位で、まさみちゃんは、スタイルバツグンでチャーミング、そして色気のあるマサミちゃんに大変身しました。


トップ アイコンあぜ道トップ
直線上に配置