本屋さんで痴漢に


気持ち悪い。


高校生の頃。たぶん夏。私はミニスカートをはいていた。
当時は結構ムチムチしていたのだが、そんな事気にせずにいた。

発売されたばっかりの雑誌を立ち読みしようと本屋さんに行った時のことだ。

雑誌のコーナーはそれなりに立ち読み目的のお客が入っており、にぎわっていた。

雑誌のコーナーの後ろは旅の本関係のコーナーで、そこにも2〜3人の客がいたように思う。

真剣に雑誌を読んでいた私の後ろに、中年男性がいた。安っぽいスーツを着たサラリーマンだ。
平日の午後だったので、サボりなんだろうな・・・と思っていた。

あんまり気にせずに立ち読みを続けていると、後ろのほうでチャリチャリーンと、お金を落とした音がした。
私の視界に5円玉が見えた。

サラリーマンがお金を落としたらしく、あわててしゃがみ、拾い出した。

と。その時である。
私の太ももの裏側に、なぁ〜んか、生暖かいものが触った。

濡れたような生暖かい物が2・3度上下している。
最初はサラリーマンの腕かなんかが偶然触れたんだろうと思ったが、絶対故意に触っている。

覚悟を決めて後ろを振り向くと、サラリーマンがひざまずいて私の太ももを舐めていた。
びっくりして声も出ない私。
見つかったサラリーマンは立ち上がり、早足で出て行った。

周りには相変わらず大勢の客がいた。
誰も気がついた様子はない。
ようやく事と次第がはっきりしてきて、猛然と怒りと気持ち悪さがこみ上げてきたのだが。

騒ぐ気にもならないほどぐったりして、私は本屋さんを後にした。

太ももはべっちゃりとサラリーマンの唾液がついており、放射冷却により、ヒンヤリしていた。
ティッシュで拭ったが、感覚は消えなかった。

走って家に帰り、シャワーを浴びた。太ももは何度も何度も洗った。
泣きながら洗った。

未だにあの感覚を忘れることはないくらい、嫌な感じだ。
だから、男性陣よ。見知らぬ女子高生の太ももを舐めるのは止してください。
誰もそんなことはしないと思うけど。


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