昔むかしある所に親戚一同が集まって新年のご挨拶なんぞを交わしていたおうちがあったとさ。
大人達はこたつを囲んでお屠蘇でほろ酔い、子供達は追いかけっこしたりあや取りをして遊んでいましたとさ。
そのうちの一人の子どもの服が、ストーブの上にあったやかんにひっかかり、お湯をかぶって大騒ぎ。散々な新年会になってしまいましたとさ。

大人の皆様なら分かりますよね、チンチンに沸騰したお湯がどんなに熱いことか。でも、幼児は本当の熱さはまだ分かりません。痛いのがお湯を被ったからだとは瞬間に理解できませんから、お湯の中で泣くだけです。大人なら対処できたでしょう。
やかんのお湯の量など、大人ならば大した量では無いかもしれませんが、幼児がまともに被れば致命傷です。御存じでしょうが、熱傷は負った面積によっては命を落としかねません。大人と同じ面積分の傷を、表面積が少ない幼児が負えば、比べ物にならない位大きなダメージになります。

上記の幼児は数カ月入院した後、無事退院できました。
幼児の死亡理由の上位に「不慮の事故」があげられます。親だけではなく、周りの大人達も見守ってあげたいものです。

御静聴ありがとうございました。

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