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カクテルの由来とは?



ここはいつものなじみのBAR。

「おや、きょうすけさん。今日はまた早いですね。」

「うん、マスター。今日は仕事に行きずまってねー。新商品のネーミング任されたんやけど、さっぱり思いつかなくてね。気分転換にぶらぶらしながら考えようと思って会社早く出てきたんやー。」

「やっぱりサラリーマンは大変ですね。いつものやつでいいですか?」

「ああ、うんジントニックでいいよ。そういえばなんでカクテルはカクテルっていうんやろー?」

「またいつもの”なんで病”が始まりましたね。カクテルの名前の由来は、有名なものだけでもたくさんあるのですよ」

「そうなんやー。いくつか教えて欲しいな。」

「いいですよ。今お客様もいませんしね。こんな話からはどうでしょうか?」

「まず木の枝からきたという話がありますね。メキシコの小さな港に上陸したイギリス船員達がある酒場で木の枝でお酒を作る少年と知り合ったんです。
 イギリスではその頃酒はストレートで飲むものとされていたので、「その飲み物の名前は?」と尋ねたんですね。少年にとっては当たり前のことなので、そうだ木の枝のことを聞かれたのだと思い、木の枝が鳥の尻尾に似ていたので「コーラ・デ・カンジョ(雄鳥の尻尾)」と答えたのです。  それが訳され「コックテイル(雄鳥の尻尾)」になったというお話です。」


「へー、そうなんやー。木の枝って普通に言ってたら少年やばかったやろうね」

「きょうすけさん・・・あとほんとに雄鳥の尾のお話もありますよ。 アメリカ独立戦争の時に、ニューヨークの北にあるイギリスの植民地で、独立軍の兵士達を元気付けようと敵をサポートしている大地主の家の雄鳥を盗み出し、ローストチキンにして酒とともに兵士達に振る舞ったんです。  兵士達がお代わりを飲もうとしたところ、ミックスされた酒瓶に雄鳥の尻尾がさしてあり、そのローストチキンの出所を知った兵士達の「コックテイル(雄鳥の尻尾)万歳」という言葉から、というお話です。」

「なるほどね。」

「まだありますよ卵酒からきたというお話です。  18世紀のカリブ海の小島から反乱を逃れてアメリカにわたってきた男が、ニューオリンズに薬局を出したんです。  この薬局の目玉商品に、ラムをベースにした卵酒があり、この卵酒をニューオリンズに移ってきたフランス人達は「コクチェ」と呼んでいました。  その飲み物がいずれ人気商品となり、ミックスドリンクを「コクチュ」のような飲み物「コクテール」と呼ぶようになったんですね。」

「ジントニックおかわりくれる?」

「まだまだありますよ。おもしろいのがドッグテールの話です。  イギリスのヨークシャー地方では、雑種の馬の尻尾を切って、純潔種と区別していた。この尻尾を切った馬を指す「ドッグ・テール」という言葉を、混ぜた酒を指す時に「コックテール」になったというお話。」

「カクテルには名前一つとっても色んな伝説があるんやね」

「まだありますよ。軍鶏にまつわる話です。18世紀のアメリカで、あるホテルの主人の軍鶏が逃げ出し、見つけたものは主人の美人の娘と結婚させると言ったところある若い士官が軍鶏を抱えてきたんです。それの  お祝いにとホテルの酒場でいろいろなお酒を混ぜて飲んだところおいしかったから、というお話です。

「うんうん、軍鶏は当時すごい大切なものやったからね。」


「そういえばこんなものもありました。メキシコの古い王国にコキテルという王女がおり、敵軍を追い払った若い兵士に酒を混ぜた飲み物を作り、妻となったと言うところから、というお話です。」

「・・・・・」

「まだあるんですよ、きょうすけさん・・・  きょうすけさん?おや、寝てしまわれたのですか。」

「すやすや(o_ _)o .zZ」