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アメリカとキューバの古い友情
ここはいつものなじみのBAR。
「とりあえずコーラを一つもらえるかなー?」
「よくもれっきとしたバーテンダーに向かって、一杯目から嫌味にもノンアルコールを注文してくれましたね。」
「いやいや、なんかどうしてもコーラが飲みたくなる時ってない?まさに今がそれやねん」
「そんなのきょうすけさんだけですよ。それならコーラを使ったカクテルなんていかがでしょうか?」
「へぇ、そんなのがあるんやー。」
「はい、キューバリバーというカクテルです。ライトラムにコーラを注いでライムを入れたカクテルです。」
「キューバの川ってことかー。キューバにはコーラの川でも流れているんかなー?」
「おしいですね。このリバーは川ではなくてLibre、つまり自由ということをあらわしてるんです。このカクテルはキューバがスペインから独立しようとした時に市民達が口々に叫んだ言葉「ビバ・キューバ・リバー!」から名づけられたのです。」
「ビバ・キュ−バ・リバー。つまり自由なキューバ万歳ってことかー。」
「そうですね。その混ぜる酒の種類にも意味があるのですよ。」
「ラムとコーラに?」
「はい。革命の際キューバを助けたのがアメリカでした。」
「ふむふむ。」
「そこでアメリカの名産コーラとキューバの名産ラムを使ったカクテルを造ったのです。まさに二カ国間の友情の証だといえるカクテルですね。」
「そうやねー。ライムの味がさわやかな、ほんとに友情の味にふさわしいカクテルやわー。さわやかになるひとときやねー。」
「はい、本当にそうです。しかし仲のよかったキューバとアメリカですが、次第に悪化し、仕舞にはキューバショックという核ミサイルで攻撃するかどうかという最悪の関係にまでなってしまいました。悲しい話ですね、きょうすけさん。」

(^^)