キング・オブ・カクテル(ドライ・マティーニ)
ここはいつものなじみのBAR。
「きょうすけさん、カクテルの王様ってなにか解りますか?」
「それはだいたい解るよー^^」
「おっ!!」
「その人が一番気に入ってるカクテルが王様って言うんでしょう??」
「なるほど。そうとも言えますが、れっきと王様と名乗っているカクテルがあるのです。それはドライ・マティーニというカクテルなんです。マティーニというのはイタリアのドライベルモット醸造会社の社名なんですよ。」
「マティーニかー。なんであれが王様なんやろう??」
「それはですね、やっぱり世界中に愛されてるからだと思いますね^^ なんとレシピがマティーニパーフェクトブックという本に載っているだけで270種類以上もあるんですよ。すごいでしょう。愛されてるしるしですね。」
「確かにすごい・・・(;^_^A よっぽど作り方にこだわる人がいるんやねー。」
「そうなんです。マティーニの作り方にこだわる人をスノップとよびます。あの007のジェームズボンドも自分のレシピをもっているのですよ。」
「そうなんやー。」
「彼のレシピはジンにウォッカとドライベルモットを混ぜそれをシェイクしてシャンパングラスで飲むというものでした。」
「変わってるなー^^;」
「まだ変わり物があります。大作家ブラリアンフリーマントルが究極のマティーニとよんだレシピです。まずゴードン・ジンと、ノイリ−・ブラットドライベルモットを冷蔵庫で冷やします。そして大き目のシェイカーに氷とともにドライベルモットをいれさらにベルモットを捨てます。それにジンをいれシェイクせずに・・・」
「ちょっと待って。何でシェイクしないのにシェイカーを使うのかな?」
「おそらくベルモットや完成したものを出しやすいからだと思います。氷が出ていかなようにふたがついていますからね。もしかしたらただのこだわりかも知れませんが^^」
「そしてドライベルモットを捨ててジンを入れ、シェイクせずにステアしたものを水差しに移して冷凍庫に保存します。さらに冷蔵庫に移して48時間経ったら、今度は冷やしたカクテルグラスの縁をレモンピールで拭います。そこで冷凍庫に入れてあった水差しのマティーニをグラスに入れます。そしてレモンを数適振りかけてやっと完成です。この店では作りませんよ^^」
「48時間置いとくってかなりむちゃくちゃやなー。ほんとにおいしいのかなー?」
「この人は究極のマティーニを探して旅したぐらいの人ですからねー。」
「いろいろ変わった作り方がたくさんあるんやねー」
「ジンにベルモットと呟き、飲むのが究極のマティーニだという人もいます。自分自身で色々試して気に入ったマティーニが、その人にとってほんとのカクテルの王様になるのでしょうね、きょうすけさん。」
(^^)

ドライ・マティーニ
ドライジン 5/6l
ドライベルモット 1/6
オレンジビターズ 1ダッシュ
オリーブの実 一個
レモン・ピール 一片
(一般的な作り方)
材料をステアします
グラスに注ぎます
レモンピールしてオリーブを飾ります