■第四回
−アロース・コン・レチェ Arroz con leche−

 第四回目はいよいよデザートです。今回はお米を使って簡単にできるアロース・コン・レチェを作りましょう。
アロース・コン・レチェはお米をシナモンとレモンの皮で香り付けした牛乳で煮込んだものです。
アロースとは米、レチェは牛乳、コンは英語の"with"なので、意味はそのまんま「牛乳ご飯」です。
日本人から見たらお米を甘く煮て食べるなんて常識外かもしれませんし、正直、初めて食べる人には
あまり受けは良くありません。しかし、好きになったらもう病み付きです。
先ほども述べたとおり、普通はお米を牛乳の中で煮込むだけなのですが、今回はアストゥリアス風に
米を水で茹で始め、別鍋で牛乳を香り付けし徐々にお米のほうに加えていく作り方を紹介します。


  
  まずは材料を用意しましょう。材料は以下の通り。


    牛乳 800ml
    生クリーム 200ml
    精米 60g
    砂糖 90g
    シナモン 2本
    レモンの皮 1/2個分
    塩 微量

  
  鍋に牛乳、生クリーム、レモンの皮、シナモンを加え火にかけます。
  牛乳が軽く一煮立ちしたら、砂糖を加えとろ火で加熱しつづけます。
  (砂糖の代わりにはちみつでも美味しくできます。)

  
  別鍋に、米と倍量の水、ひとつまみの塩を加え火にかけます。

  
  鍋の水気がなくなってきたら、別鍋で香り付けしておいた*熱い牛乳をお玉で1〜2杯加えます。
  火をとろ火にし、この後も牛乳を少しずつ加え続けて、これを1時間程続けてください。
  だんだんと牛乳が、米のでんぷんによってとろみがついてクリーム状になってくるはずです。
  (*ここで冷めた牛乳を加えると、沸騰していたお湯の温度が下がり、茹でている途中だった米が
    引き締まってしまい、更に茹でる時間がかかってしまいます。)

  
  だいたい1時間くらい煮込みクリーム状になったら、別の鍋、または容器に移し
  氷水を加えた大きな鍋に入れて冷まします。
  そのまま冷蔵庫へ入れてしまえばいいのでは?と思う人がいるかもしれません。
  そうしてしまうと、牛乳の表面に膜ができて蒸気が逃げ道を失い、結局時間がかかってしまいますし
  内部での発酵を促してしまいます。シチューなどの煮込み料理も同じなので、
  冷蔵庫に入れる前に、常温で冷ましてから閉まうのがいいでしょう。
  また、牛乳などの乳製品は、冷蔵庫の臭いを吸い取りやすいので、
  きちんと蓋かラップをして冷蔵庫へ閉まってください。

    拡大写真
  冷たすぎると味気が薄れてしまうので、あまり冷やしすぎないくらいが丁度いいと思います。
  上の写真は盛り付け例です。大抵はシナモンパウダーをふりかけて食べます。
  レモンの皮とシナモンの代わりにバニラを使っても構いませんが、こちらの方が断然経済的です。

  感想お待ちしてます。それではまた次回。。。
  

La Estrella

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