■第三回
−ピストのビルバオ風−
第三回目は手軽にできる野菜料理、ピストのビルバオ風です。
ピーマン、ズッキーニ、トマトなどの夏野菜が豊富です。
ピストは野菜から出てくる水分によって調理するため、水で茹でたりした場合と違い、ビタミン類が逃げません。
したがって、夏はピストで不足したビタミンを補うといいかもしれません。
スペインの各地で食されている『ピスト』ですが、地方によってレシピも異なってきます。
例えば、リオッハ地方では豚ロースやソーセージ、ラードを加えたり、
また、マンチャ地方では一般的にじゃがいもと赤ピーマンは加えません。加える家庭もあるかもしれませんが・・・。
市場で売っていたナスがおいしそうだったので、今回はナスも加えてみました。
それでは始めましょう。

まずは材料を用意しましょう。材料は以下の通り。
| 玉ねぎ |
2個 |
| 緑ピーマン |
3個 |
| 赤ピーマン |
大1個 |
| ズッキーニ |
2本 |
| 完熟トマト |
小2個 |
| トマトのピューレ |
100ml |
| じゃがいも |
中2個 |
| にんにく |
1株 |
| オリーブ油(酸度0.4度) |
大さじ2杯 |
| 塩 |
適量 |
| オレガノ(お好みで) |
少々 |
| タイム(お好みで) |
少々 |
材料が揃ったらまず、じゃがいもの皮をむきます。ボールに冷水を入れ、
その中に皮をむいたじゃがいもを入れていきます。
皮をむいたじゃがいもは3cm×3cmくらいのサイコロ型に切ります。

オーブンでじゃがいもを揚げます。じゃがいもは2cm×2cm程度の正方形にし、オーブンの熱に
耐えられるものに広げます。塩をしてオリーブ油をじゃがいもが隠れるまで加えます。
にんにくを8かけほど加えます。
220℃のオーブンで15分くらいじっくり揚げます。
さて、じゃがいもをオーブンに入れたら次は玉ねぎです。
ひげの部分を取り除き皮をむきます。玉ねぎを半分に切ってさらにそれを縦に半分に切ります。
それを3cmくらいの幅で縦に入れた切り目に垂直に切っていきます。
鍋にオリーブ油を加え、にんにくを3〜4かけをきつね色になるまで揚げます。
(今回はにんにくを丸ごと加えました。気になる方はみじん切りにしても構いません。)
切った玉ねぎを加えて中火でよく炒めます。
緑、赤ピーマンも3cmくらいの正方形に切り、鍋に加えます。
玉ねぎ、ピーマンは焦がさないようによく炒めてください。よく炒めれば炒めるほど味が出てきます。
続いてトマトのぶつ切りを加え、さらにじっくり煮詰めます。
ズッキーニとナスも3cm×3cmくらいの大きさに切っておきます。
トマトの水気が飛んだら、ズッキーニとナスを加えます。
軽く塩を振ってふたをし、弱火で15分くらい煮込みます。時々かき混ぜてください。
野菜がしんなりとしてきたら、トマトのピューレを加えさらに10分ほど煮詰めます。
日本の野菜では、少し味気ないものに仕上がるかもしれません。少々邪道ですが、
少量の鶏がらスープを加えるといいかもしれません。。
拡大写真
味見をして、トマトの酸味が強いと思ったら、少量の砂糖を加えて調節してください。
塩味を調整し、お好みでパセリのみじん切りやオレガノ、タイムの葉を振りかけて出来上がり。
一日置くと野菜の旨みが増します。余った分は、スパゲッティなどと和えて食べてもいいですよ。
感想お待ちしてます。それではまた次回。。。
La Estrella