冬は炎火の温かさがあるからいいですが、
夏は大変。クーラーも入れられませんから。
焼くのは細長い四角い火鉢のようなもの。
内側はトタン張りにしてあり、備長の炭で
うちは豆炎を併用しています。
この傍らにあるバケツに入った灰ですか。
炭の上にかけるんです。
直火では焼かない。豆炭の灰がここで生きます。
むっくりと炊き上がります。
私もいつのまにか還暦が今年です。
主人が死んで、近所の人の親切が
身に泌みています。
こうして焼いていると、「どうえ」と言って
様子を見がてら、夕食のおかずを
おすそわけしてくれる。
義母と二人して暮らしているのを知ってくれてはるから。
この辺の人たちは、それは人情深くて。 |
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