

●住所 港区北青山1−4−1
ランジェ青山2階
●TEL 03−3401−5687
●営業時間 昼11:30〜14:00
(月、火、水のみ)
夜17:30〜21:30
●定休 土、日、祝日
●亭主の気ままなお気に入り★
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最初にこの店を訪れたときは、本当にびっくりした。うまいのである。
場所は青山一丁目のツインタワービルのはす向かいである。二階を上がると、7〜8席のカウンターだけのお店である。亭主は女性である。和服姿で一人で切り盛りしている。一茶庵で修行された亭主の打つそばは、しっかりと打ちこまれた薫り高いそばである。店内には「友蕎子」の額が飾られ、「片倉康夫」さんの弟さんに指導を受けたとのこと、鉄瓶やせいろも片倉バージョンである。
私は女性の打ち手は,ここと立川の無庵で修行された、「閑」の亭主しか知らない。ちなみに池袋の一栄とはまったく関係がないとのことです。一茶庵での修行は同じでありますが。
さりげなく飾られた生け花も、亭主のセンスを感じさせるシャレた店である。 ここは、お酒も種類は少ないがしっかり揃っている。本日は「田酒」からいただいた。つまみは、三人できているので、「鯵の酢〆」「そば味噌」「そば豆腐」「なめろう」「卵焼き」「鴨焼き」とお品書きの半分ほどお願いした。結構種類が多いので、十分楽しめる。
「鯵の酢〆」は浅くさっと〆てあり、酒のつまみに最高思わずお代わりを頼んでしまう。「鴨焼き」は合鴨ではあるが、鴨のあじを殺さぬ塩加減が絶妙である。シンプルな料理であるだけに、亭主の腕のただならぬことを実感した。今まで食べたうちでも、もっとも感激の一品である。卵焼きの、甘辛さも私の好みである。お通しで出された「せりのおしたし」もさわやかな香りを楽しめる。
〆にせいろを頼んだが、最初のころの感激はない。多分新そばだったのかも知れない。新そばの季節には必ず再訪しようと思った。
また季節には、せりそばがお品書きに上るので是非食してください。新しい発見があるはずです。
師匠の一句
そば打ちの
うなじ光らす
晩夏かな 梢坊
〆あじをつついて味わう蕎麦酒 蕎芯 |