平林寺の傍に
久しぶりに、訪ねた。前回はもう3年ぐらい前になるだろうか。20歳代に見える若い旦那さんと、話したことが思い出される。鞍馬の修行中に土日は長坂の翁へ蕎麦修行に出ていた話や、本家は10割だが、二八で打っている話など、静かな中にも十分蕎麦への情熱を感じる話し振りであった。

 タクシーから降りて、お店の写真を撮り、玄関を入ると正面の上がりから、挨拶された。ちょうど正面にそばを挽く機械やらが鎮座ましまして出迎えてくれる。座敷に座るや否やお酒の注文。ここは、豊の秋、菊姫山廃純米と吟醸の三色である。四季桜なかったかな〜なぞと考えながら、豊の秋を頼む。もちろんつまみは翁バージョンのしゃもじの「蕎麦味噌」。
 お品書きやら、外の小竹を眺めながらグラスのお猪口を傾ける。
 ここは、ロードサイトで皆さん車でおいでになっており、私みたいにタクシーで乗りつけた方がいないので、フラスコのような徳利を傾けている人は、私一人である。昼が引けて、私一人の独占憩いバージョン。なんとも贅沢な時間である。

2杯目は純米を頼んだが、そうですあのわさびのしょうゆ漬けが、お供している。今日はしっかり漬かっており、これだけでもう一杯いけそうである。

 
 2人のお姉さんも、前回と変わらず(奥さんと、おかあさんなのかな?)距離を置いた気持ちのいい応対である。
 
 「ざると、かけを。今ダイエット中なので少なめで。それにお酒」とお願いするとプット噴出して「かしこまりました」と。そう今回は、お品書きに更科以外10割とかいてある。記憶力に自信がないのですが、前回は、蕎麦に翁を感じ、今回は阿佐ヶ谷のみやのを思い出した。(自信なし)
 かけは、ゆずの香りが広がり今月お勧めの1品かな。
 タクシーを待つ間、外で風に当たっていたが、今日もよき日に感謝。。


  


○ 新座市あたご2−2−34
○ TEL 048-479-0055 
○ 営業 11:30から16:00
○ 休  水

 外は冬 笹青々と 茂りけり 蕎芯              さぞ手入れが大変だろう。
 豊の秋 えぐさ感じぬ いいかげん 蕎芯          酔っているのです。
 ゆずいっぺん 浮かべし かけのうまさかな 蕎芯
 氷ガラスの先に 笹が見え 蕎芯