立川にあの老舗が
  


 立川更科堀井が伊勢丹の中にできてから、ここの店が一番通っている店かも知れない。休みの日に中休みなしで開いている店が意外とすくないのである。ここがない以前は、「吉祥寺のまつや」が多かった。ジムの帰りにちょっと寄れて、楽しめるところである。
 ここで普段頼むものは、もちろん本店にはないデパートバージョンであるが「麻布十番膳松1200円」である。煮物と焼き物がついており、煮物は「鴨、椎茸、たけのこ」などかえしで、程よく煮込んであり、甘辛加減もお酒にちょうどよい。焼き物は「とり焼きと玉子焼き」である。玉子焼きは昼間は、単品の注文を受けてくれない一品である。
品切れごめんの限定品であるので、店でも人気メニューである。
 
忙しいときは、更科、もりの2色蕎麦を手早く手繰ってから、名倉山のぬる燗で、ゆっくりつまみを楽しむが、平日の昼下がりのてのあいているときに、たまたまこのお膳が残ってるときは、、無理を言って、つまみから運んでもらうことをお願いすることもあるが、気持ちよく応じてくれたのは、老舗のしつけか。

 ここには赤坂ビールのレディースという一口ビールがあるので、まずいっぱいはこれに決めている。

麻布と違ってデパートの中の店なので、小さい子供から、手酌の方まで千差万別であるが、これはこれでなかなかたのしめる。
 
お品書き
もり
更科
変わりそば
鴨南
天婦羅蕎麦
にしんそば

つまみ
黒豚返し煮
豆腐
鳥焼き
鴨焼き
いたわさ
精進揚げ
湯葉さし

赤坂ビール
名倉山
焼酎

 東京都立川市曙町2-5-1 伊勢丹立川店8階  
   イートパラダイス
● TEL 042-540-8273
● 営業時間 11:00〜21:30
● 休日 伊勢丹による
● 坪34、52席
 もちろん、店内で臼引きして、手打ちしている様子が外からも伺える仕組みとなっている。立川には、名店の無庵、高島屋の由庵、そしてここと、食の文化が(大げさかな)広がっているようなきがする。いずれにしても育てるのは、われわれ地元のものたちである。


追 正月3日に、矢も立てもたまらず、、、
こういう時には、デパートの店はいい。
 当日もちろん福袋を抱えた方から、子供ずれでテンヤワンヤ。時間をはずせばいいのに、12時きっかりの入店。デパートワールドで、蕎麦屋の楽しみはまったく期待せずに入ったが、これが驚き、酒、つまみ、ソバのタイミングがぴったり。誰が気を使っているのだろうと見回すと、多分調理場を任されいる職人さんだろう、てきぱきと指図している。さすが老舗と感心しきり。
 迷惑顧みず、海苔とお酒の追加。調理場から、一人で見えてるお客さん?の声。これまたびっくり、そうですあの炭がくべられた白木の箱で登場。ふと思うと、ここへは一人でしか来たことないので、いつも、鳥焼き、豆腐、湯葉のローテーションで、のり初めてだった。立川でこのバージョンはうれしい。
周りの喧騒を忘れるソバワールド。。うれしい正月である。