菊姫 本醸造
菊姫のイメージ。熟成された酒色。呑み手を選ぶ酒の香り。酸味・・・。こんなところか。
いわゆる初心者向けでない酒というイメージがある。私にとっては。
私も最初見たときは、「酒が古くなっている!」と思ってしまったほどの個性的な酒色であった。しかし、それは山廃仕込みによる酒色だったのだ。同時に鼻の付け根にピリピリとくる香りも菊姫の欠かせない個性である。
 さて、この菊姫本醸造。口にしたときは鼻と舌に強烈な個性を残す。鼻に抜ける酒の熟成香。
舌全体に広がるしみこむような酸味。これで終わればただの「古くなった酒」であるが、菊姫はここからが違う。
呑んでからじわじわと舌の上で酒の「旨み」が感じられるようになってくるのだ。これはご飯を食べたときに感じられる「甘み」に非常に近しいものだ。それが感じられるとまた次の一口がほしくなってくる。
 杯を1杯、1杯と重ねていってしまう酒である。(02、5,5)
きくひめ
菊姫にごり酒   (石川県鶴来町 菊姫合資会社)    
皆さん、にごり酒の1升瓶って呑みきりますか? 
私はだいたい途中で飽きてしまって、全部呑む前にストップして冷蔵庫のコヤシとなってしまいます。
 
かといって、にごり酒の4合瓶は銘柄によって、あったり無かったりとマチマチですよね
さて、この菊姫、にごり酒に多い、酸っぱいだけで舌にピリピリくるような味はほとんどせず、酸味より甘みが強烈に印象付けられるサケだ。
酸の風味ををおさえて、原料米の旨みを生かした酒である。
 
1升瓶が空くのは1週間後とみた。
ローランド・カークでも聴きながら味わってください
(00,7.28)
この画像は菊姫合資会社様より許可をうけ掲載しているものです。菊姫合資会社様、ご協力ありがとうございました。