五楽
「広島のラーメンはレベルが高い」というのが私の持論ですが、その根拠の1つにもなっているのが「五楽」です。「すずめ」「陽気」など昔からの名店以外にも美味な店は数多くあるのです。中でも昔TVチャンピョンで「面館」と並んで取り上げられた名店「五楽」、その実力は全国レベル。
場所は広電の南区役所前のすぐそば、産業会館の電車通り沿いにあたります。広島FMの目の前です。広島駅からは広電の路面電車で行くのがベスト。5番線の比治山経由広島港行きに乗って、南区役所前で下車しましょう。また、八丁堀からなら天満屋前のバス停から赤色の広島バス23号線か26号線に乗って、比治山橋で下車しても大丈夫。
メニューは中華そば(500円、中550円、大600円)、みそラーメン(600円)、みそ辛ラーメン(650円)、チャーシュー麺(750円)、焼きめし(550円)、焼ぎょうざ(400円)、ホルモン味噌炒め(550円)など。みのポンや手羽唐揚げなどビールのつまみ系もあります。
TVでも紹介された中華そば、非常に洗練された美味です。トンコツ&鶏ガラスープの旨味を前面に出すタイプの広島風豚骨醤油味で、スープ・麺・具のバランスも絶妙。さらにスープのおいしさが口の中で長続きするため、ついついクセになってしまうのです。この中華そば、文句なし。
しかし、この中華そばだけで終わらないのが五楽の素晴らしいところ。みそラーメンの中にこそ、五楽の真の実力が垣間見えるのです。
見た目は味噌っぽくない白濁スープ、何の変哲もないように見えるのですが、飲んだ瞬間、全身に衝撃の稲妻が走ります。中華そばで味わえる広島風豚骨醤油スープの持つ美味を保ったまま味噌の風味とコクを重ねるという、奇跡のバランスを生み出したスープは、言うまでもなく美味美味。ここに細めのストレート麺が入ります。絡みは弱いですが、うまくスープに適応しています。チャーシューがハイレベルなのも五楽の特徴。じっくり煮込まれた三枚肉は脂身トロリ、軟らかさ加減が素敵、もちろんみそスープによく調和しています。
北海道の味噌ラーメンの大御所「すみれ」「味の三平」のように味噌を強調し味噌で食べ手をKOするのではなく、五楽は味噌とスープが呼応し、絶妙の一体感で食べ手をうならせるのです。つまり『みそラーメンは味噌のパンチ力で決まる』というロジックを覆すことができるほど偉大な一杯、それが五楽のみそラーメンなのです。
ご主人の話だと、煮玉子を開発中とのこと。近いうちに登場することになるでしょう。進化し続ける五楽、尊敬します。
五楽 ごらく
17時30分〜25時 日曜定休
行列率・・・中 (2002.5)
美味美味 ☆☆☆☆☆