らーめん あかね屋
阪神間の国道2号線沿いで巻き起こっていた「2国ラーメン戦争」、雑誌やテレビが競うように取り上げ、土日になればどの店にも行列が絶えない状態になっていた時期もありました。しかし、2国沿い以外の場所、特に梅田や三宮などの繁華街にラーメン屋さんが急増した結果、2国沿いのラーメン屋さんに並ぶ人の数はピーク時の半数近くまで落ち着き、現在「2国ラーメン戦争」は膠着状態にある、というより私の中では戦争は終焉を迎えつつありました。そんな中、また戦争を激化させそうな名店が2国沿いにオープンしたのです。「あかね屋」は神戸では珍しい、醤油味と塩味のラーメンで勝負するお店です。
JR六甲道駅から南に進んで、国道2号線を西に少し行ったところ、ウェルブ六甲道というショッピングモールの5番街1番館という位置になるそうです。車なら国道2号線の上り車線、桜口交差点から西に進んだところ、もしくは竹家ラーメンから東に行ったところになります。「あかね屋」の向かい側、2国の下り車線にグランド六甲というボーリング場&コープのお店が入った建物があるので、それを目印にするのもよいでしょう。
メニューは本醤らーめん(600円)、天塩らーめん(600円)、ちゃーしゅーめん(本醤・天塩各750円)、スペシャルらーめん(750円)、キムチらーめん(700円)、パリパリ餃子(270円)、チャーマヨ丼(320円)、石鍋ごはん(380円)といったところ。昼のセットメニューも3種類ありました。とりあえずこれはオープン直後のメニューなので、今後マイナーチェンジもあるはずです。
注文したのは天塩らーめんに温泉たまごのトッピング(80円)と、オープン記念の餃子無料券があったので餃子も頼みました。天塩らーめんは赤穂の天然天塩を使っているそうです。少し濁ったスープはなかなかの美味で、旨味がダイレクトに伝わってくるあっさり系。グイグイ飲めてしまうタイプのスープです。ただ油量が少し多めなのが気になるという人もいるかも。また、具に使われている肉みその濃いタレで、飲んでいくうちにスープの味が変わっていくというのも面白いポイントです。最後まで塩味スープを楽しみたいという人は、早めに肉みそだけ食べておくようにしましょう。パスタのような食感の中細麺はスープがよく絡みます。具は肉みそ以外にも、チャーシューがなかなかいけます。鹿児島産の豚を使ったというチャーシューは軟らかく、味がギュッとつまっています。さらにメンマも美味でした。残念なのはネギが切ってから時間が経っていたようで、香りも味もありませんでした。トッピングの温泉たまごは普通といえば普通ですが、80円ならアリでしょう。餃子は家庭的な味で、味噌ダレもあります。欲を言えばジューシーさがもっとほしいといったところでしょうか。
非常にうまくまとまった一杯でした。関西の塩ラーメンとしては5本の指に入るかも知れません。まだまだオープンしたてなので、今後さらにパワーアップする可能性も大きく、まだまだ美味になりそうな予感がビンビンするお店です。素材自体の持つ旨味と作り手の心がガツーンと伝わってくるような塩ラーメンになりそうな予感、これは期待できます。第二次2国ラーメン戦争の火付け役となれるか、今後がとても楽しみな名店ですね。
らーめん あかね屋 らーめんあかねや
11時30分〜15時、17時30分〜売り切れ 無休?
行列率・・・中? (2002.2)
美味美味 ☆☆☆☆