中華そば 豚角

普通の商店の名前に使われることは少ないがラーメン屋さんの名前に使われることは比較的多い漢字というものの中に「豚」という字があります。ファッション店の名前に「豚」があるとマイナスイメージですが、ラーメン屋の場合はおいしそうな気がするというプラス効果をもたらすのです。

阪神大石駅の改札を出たらすぐ右側の細い筋を入っていくと、ちょうど大石駅のホームの下にあたる部分にスーパーがあります。そのスーパーの南にあるのが「豚角」というラーメン屋さん。

メニューはラーメン(580円)、チャーシューメン(850円)、チャーシュー丼(580円)、チャーハン(420円)というオーソドックスな品揃え。それだけに味への純粋な期待も高まります。
大将によって作られたラーメンは、私のレベルを超えていました。麺は弾力がありコシも強いという美味、チャーシューも軟らかく、いい味がついている美味です。しかし、スープがわからないのです。 とんこつしょうゆ系だということは見た目からもわかるのですが、それ以上何もわかりません。口中に広がる妙な甘さは一体何なのか? 豚骨&野菜をベースにして取ったスープらしいが、とんこつっぽくないのは何故か? 考えながら食べ進むうち、こってりなのかあっさりなのかさえ分からなくなるほどでした。こんな経験は今までありませんでした。不思議な不思議な解読不可能スープです。

これを「神秘のヴェールに包まれた一杯」と表現すると美しいのかも知れませんが、神秘のヴェールという感じとは異なるような気もします。正直、あのスープのおかげで、美味なのかどうかさえもはっきりと分かりません。謎だらけのスープについて考えると、頭の中で?マークがいっぱい回るのです。とりあえず言えるのは、バランスがとれていない気がするということです。何なんだ?豚角!

 

豚角  とんかく
 11時30分〜14時30分 17時〜24時  第1・3水曜定休
  行列率・・・低

美味美味 ☆☆