来来来

ラーメン屋さんの店名に最も多く使われている漢字は、おそらく「来」でしょう。東京・浅草に明治43年にオープンした大衆中華料理の元祖「来々軒」にも「来」の字は使われていますし、もちろん「お客さんがたくさん来てくれますように」という願いも込められているでしょうから、ラーメン屋さんは店名に「来」を使うことが多いのかもしれません。しかし、そんな「来」を3つ並べて店名にしてしまう店は珍しいのではないでしょうか。呉にある「来来来」は、3つの「来(ライ)」で「みらい」と読みます。

呉のれんがどおりを南側入口(福屋があるほう)から入ったら、ハウディープラザと中央薬局(お好み焼きの徳川が入ったビルの1F)の間の筋を西に進みます。養老乃瀧を過ぎたところに来来来はあります。

メニューは醤油ラーメン(500円)、塩ラーメン(650円)、ねぎラーメン(700円)、チャーシューメン(800円)、スタミナラーメン(850円)、ギョーザ(450円)などいろいろ。オープン当初にはなかった(と思う)つけ麺(780円)、とんこつラーメン(500円)、焼きめし(650円)なども増えているようです。トッピングのねぎ(200円)、もやし(100円)、チャーシュー(300円)はやや高めでしょうか。

私が注文したのはみそラーメン(650円)。写真を見れば分かるように、このお店のウリはみそラーメンなのです。鶏ガラ&豚骨&野菜のスープで自家製味噌を溶いたというスープは、あっさりしていてキレがよく、喉の奥でピリ辛を感じます。飲んでいくとだんだんコクを強烈に感じてくるのですが、これはこれで私は嫌いじゃありません。自家製味噌の出来が素晴らしいことはよくわかりますが、ただ、あまりにも味噌まかせの味にも思えます。麺は昔懐かしのマルタイ棒ラーメンの味に近いもので、あまりスープとの相性は良い方ではありません。キャベツ・ニンジン・もやし・玉葱・エビ・挽肉を炒めた具は、札幌「味の三平」の元祖みそラーメンを彷彿とさせる美味。もちろんみそ味スープによく合い、具がスープを高めているようにも感じられます。

味噌のレベルの高さが突出したように思える一杯です。もう少しトータルのバランスがとれていれば、私のツボに直撃しそうな予感がします。心配なことは、メニューが増えまくっていること。メニューを増やすより、みそラーメンを極めて欲しいと私は思います。自家製味噌が脇役に見えるほどの一杯を期待しています。

 

来来来  みらい
 11時〜14時、18時〜26時  日曜定休
  行列率・・・中低

美味美味 ☆☆☆