奥内ラーメン
どこの町にも、地元人しか知らない隠れた名店ラー屋という存在はあるはず。呉市の東部、広地区においてそんな存在に最も近い店、それが奥内ラーメンです。
どんなガイドブックにも載っていないはずです。
ここは駅から歩いていくとなると少々遠いです。JR呉線の広駅から徒歩20分以上、阿賀駅から徒歩15分ほどという立地なので、バスを使うと良いでしょう。広駅前の道路沿いのバス停から呉駅前行きのバスに、阿賀駅前の道路からなら東に向かうバスに乗って、「広支所前」で降ります。バス停の東側にある交差点の南東側の角に、ぽつんとあるのが奥内ラーメンです。車なら国道185号線、広交差点の西側、広大川の東側に進みます。目印は「スーパー銭湯 湯楽里」の大きな看板(ひらがなの大きな"ゆ"の字が目立ってます)のすぐ真下、向かい側にはサンデーサン、少し西にセブンイレブンがあります。
ここのお店、看板には「中華そば おでん」と書いてあるだけ。店の周辺、店内のどこを捜しても、店名らしきものは見あたりません。そのため地元の人は、「広支所の横のラーメン屋」「労災病院のところのラー屋」「広のあそこの小さい屋台みたいな店(バリバリあいまい)」などと、適当に呼んでいることが多いようです。私も知りませんでしたし。お店のおばさまによると「奥内ラーメン」なんだそうですが、タウンページには食堂のページに「奥内中華そば店」と掲載されています。どっちが正式名称か、そんなことはどうでもいいんでしょうね?
メニューはラーメン(500円)、チャーシューメン(650円)、ワンタンメン(500円)、ギョーザ(500円)、おでん(120円)、むすびなどがありますが、メニューに値段が書いてないので、注意しましょう。あと、メニューには書いてありませんが、大盛りもできます。夏は冷麺もあります。普通 のラーメンはボリュームが少なめなので、おでんを一緒に注文するとよいでしょう。
ラーメンは純粋な広島ラーメン。色の薄いスープにチャーシュー、メンマ、もやし、ネギという、とにかくシンプルなラーメンです。 あっさり薄口スープはなかなかの美味。スーっと喉を流れて、後味が最高にスッキリしているのが特徴と言えるでしょう。うまい、うまい。チャーシューも肉々しくて、私は好きです。ラーメンはラーメンで美味ですが、ここはおでんも美味なんです。よーく味が染みこんだ濃口おでんは、薄口のラーメンとの相性ピッタリ。このコンビネーションは、サッカー・フランス代表も顔負けです。
家族で夕食に行くも良し、飲んだ後であっさりしたラーが欲しい時なんかに行くも良し、何故か急におでんを食っちまいたくなった時に行くも良し、店のおばさま達が生み出すアットホームな雰囲気を味わいに行くも良し。広に輝く「地元系ラーメンの一番星」です。
追加
2002年9月、奥内ラーメンはその姿を消しました。お店の跡は平地になっています。移転したのか、閉店なのか、詳細は不明です。残念・・・。
奥内ラーメン おくうちらーめん
17時頃〜27時30分頃 火曜定休
行列率・・・低
美味美味 ☆☆☆☆