東陽軒
広商店街は広のシンボル。不況のあおりを受けてシャッターを下ろす店が多いという近年の商店街事情の中、田舎にしてはかなりがんばっている商店街だといえます。そんな広商店街の入口に店を構える「東陽軒」、呉市民なら誰しも一度は見たことがあるというはずです。
JR広駅から西に歩くこと8分、広交差点の北西の角にあるお店です。ちょうど商店街入口という最高の立地です(駐車場に困るのが難点・・・)。目印は大きな赤いテント。「東陽軒」の名は知らなくても、赤い看板は見たことがあるという人も多いです。
メニューはラーメン(550円)、塩ラーメン(550円)、醤油ラーメン(550円)、味噌ラーメン(650円)、激辛坦々麺(800円)、名物チャンポン(850円)、ワンタン麺(750円)、中華丼(900円)、天津飯(1300円)、炒飯(700円)、餃子(500円)などに加え、中華料理屋系メニューが豊富です。
今回注文したのは普通のラーメン、これは中華料理風ラーメンです。
私が物心付いた頃には既に存在していた歴史あるお店「東陽軒」に私が初めて突入したのが高校生の頃。もやしラーメンを注文し、おいしいけどボリュームがありすぎて驚いた記憶があります。それから何度か訪れているのですが、来るたびに味が違う気がする、つまり味の波が激しいように思えるのです。美味に感じるときは自分的ベスト5に入るくらいに思えますが、全く美味を感じないときもある、それが私の中にある東陽軒のイメージ。
今回は残念ながら波があまり良くない時に当たったようです。ここのスープは基本的に油が多いのですが、いつも以上に油が多く、こってりを通り越してベタベタさを感じてしまいました。スープが冷めにくいという意味では良いのかもしれません。味は単なる中華スープのような味、おいしいのですが、ラーメンのスープとしては物足りなさが残ります。やや太めの麺はもっちり感がある独特の美味麺。茹で加減にも波があるのですが、この日は絶妙でした。しかし、これまた味に波があるチャーシューが・・・。この日のチャーシューは硬く、変な臭みが残っているものでした。もやしはあっさりシャキシャキ美味。このあっさりもやしのおかげで油多めのスープでも食べ続けられるのかもしれません。
この日の味を極論すれば、焼きめしを注文すると付いてくる中華スープに油と麺を入れただけのような感じ。美味な時の味を知っているだけに、残念でした。ちなみに、美味なときはスープを飲むとうなり声が出てしまうほど美味。バランスも良く、これで550円は安すぎると感じるほどの美味なのです。
東陽軒でラーメンを食べること、それはある意味ギャンブルなのです。こんな楽しいラーメン屋さんは他にありません。自分の運試しに、東陽軒へ恐れず行ってみることをオススメします。
東陽軒 とうようけん
(営業時間未確認)
行列率・・・低 (2002.1)
美味美味 ☆☆ 〜 ☆☆☆☆☆