漢口
知らない土地で知らない道を歩くのは、けっこう楽しいものです。大通りから入り組んだ細い道に入っていき、そこにある街並みを観て、その街の持つ力を感じることが私は好きだったりします。「漢口」は岡山の中心近くの入り組んだ道の先にある店です。
いろいろなルートはあるはずなのですが、私が進んだルートは、良観の近くの柳川交差点を駅方面の筋に入っていって、しばらく進んだところの信号を左折して、1つ目の角をまた左に曲がると、暗闇の中に浮かぶ看板が見えるはずです。けっこう入り組んだところにあるので、あえて違うルートで迷いながら探すのもおもしろいでしょう。
店の周りは少し暗いのですが、店内はちゃんと明るいのでご心配なく。カウンターのみの居酒屋のような造りになった店内は、酒を注文したくなる雰囲気が感じられます。
メニューは支那そば(500円、玉子入り550円、焼豚入り600円)、おでん(100円〜150円)、豚足(400円)など。居酒屋系メニューも揃っているので、飲み屋としても使える店です。というより、私が行ったときにいらっしゃったお客さんたちは、全員飲み屋として来ている人のようでした。
鶏ガラ&豚骨ダシにチャーシュー醤油ダレをいれたスープは、変な甘味が感じられます。化学調味料とも違うような気がする甘味、何なんでしょうか。わかりません。麺は可もなく不可もなくという感じ。安心して食べることができます。チャーシューはかなり美味。喜多方の坂内食堂を思わせるレベルの逸品です。ちなみに、豚足も食べましたが、なかなか素敵な味付けで美味でした。
独特の甘さが気になるものの、チャーシューには味へのこだわりが感じられる、心のこもった一杯でした。全体的に控えめな味は、店の立地の控えめさ、店内の装飾の控えめさと通じるところがあるように思えます。ペットは飼い主に似るとよく言いますが、ラーメンも作り手に似るものなのでしょうね。
漢口 かんこう
17時〜24時30分 日曜定休
行列率・・・中低
美味美味 ☆☆☆