中華そば 麺屋 (&中華料理 山水)

ラーメンの街・喜多方には早朝から営業するラーメン屋が多く、早朝野球をした後のサラリーマンや、地元のおばあちゃんたちが、朝7時頃にズルズルとラーメンをすすっているのです。最初はただの噂だと思っていたのですが、実際に行ってみると、本当でした。朝からラーメン、何とすてきな街なんでしょう!(ただし閉店時間が早い店が多い・・・)
なんと大阪にも早朝からラーメンを胃袋に流すことができる店が存在したのです。しかも夜も遅くまで営業している、まさに天国のような店です。それが生野区にある「麺屋」というお店なのです。営業時間は朝6時から深夜4時まで。途中2時間休憩がありますが、それでも1日20時間営業です。

地下鉄千日前線小路駅の4番出口の階段を上って、地上に出たら右に進みます。1分歩けば到着です。赤い提灯&テントが目立ってます。

メニューは中華そば(450円、中サイズ600円、大サイズ700円)とチャーシュー麺(700円)のみ。1日20時間営業のためなのか、それとも中華そばへのこだわりが強烈なのか、メニューが2種類の訳まではわかりません。ちなみに、中華そばの11枚綴チケットというものまでありました。
中華そば、大阪では珍しいドス黒い鶏ガラ醤油スープです。 見た目同様、濃口なのですが、それほど胃にダメージは感じません。店曰く「昔懐かしスープ」という表現は、非常にうまく的を射ています。こんな直球勝負のスープは、最近では珍しいと言えるでしょう。ただ、この店の主役はスープではなく、麺なのです。噛みごたえ抜群の超極太麺は、太さ的にはラーメンの麺と言うよりも、うどんの麺に近いでしょう。箸で麺をつかんで口に運ぶ途中、他の店では絶対にあり得ない、麺の重量感を強く感じることができます。まさかラーメンで腕の筋トレができるとは思いませんでした。もちろん、味的にも満足できる麺です。チャーシューも小細工なし、懐かしい感じのする【肉】でした。あとは、意外にもシナチクが美味なことに驚きます(プラス50円でシナチク大盛にできます)。

一見すると、まるで関東のうどんのような中華そばです。関西人が忌み嫌う、「こんな真っ黒い汁、飲めるか〜!」と言いそうな、あの関東のうどんのようです。しかし味は懐かし系、のどかな田舎の風景が目に浮かびます。「あの頃はよかったなぁ〜」と呟いてしまいたくなります。そのくせ極太麺のパワーは抜群、この一杯の存在感を高めているのです。例えるなら、ラーメン界の力道山。古き良き味を守り続けてほしいものです。

さて、「麺屋」の向かい側に気になる文字を発見しました。『21世紀のラーメンを創作する!チゲラーメン スタミナラーメン テールラーメン』と書いてあります。全く理解不能でした。迷った末、やっぱり気になったので店に入ってみました。中華料理の「山水」というお店です。
メニューは非常に多く、中華からオムそばまで何でもあり状態。ラーメン系ではしょうゆ(600円)、とんこつ(700円)、みそ(700円)が軸のようです。豚足ラーメン(1000円)やフカヒレラーメン(3000円)などという、謎のラーメンが多いことも、ある意味印象的でした。気になったチゲラーメン、スタミナラーメン、テールラーメンは、いずれも1000円。不安でいっぱいの私は、とりあえずしょうゆ味を注文。とても”とりあえず”的な味でした。化学調味料の味が若干強いように思えました。まずくはないのですが、美味の欠片が見つかりません。空腹が満たされただけで、美味なラーメンに対する探求心は全く満たされませんでした。地元っぽい人はけっこう入っていたので、中華系メニューはおいしいのかもしれません。ラーメン屋としては、正直、不満が残ります。

 

中華そば 麺屋  ちゅうかそばめんや
 6時〜16時、18時〜28時  木曜定休
  行列率・・・中低

美味 ☆☆☆☆