らーめんてつや
札幌のラーメンレベルは高い、改めてそう思いました。美味な店も多いのですが、その美味さのレベルが非常に高い店が多いのです。その1つが「てつや」です。
札幌での店へのアクセスは道順よりも住所を書いておいた方がわかりやすいと思います。南北の数字と東西の数字を組み合わせた住所なので、道順はたくさんありますからね。今回行ったのは南7西12の西側の筋にある南7条店。他にも北32東7の北32条店、南7西9のスープ工房店、札幌市清田区平岡5条1丁目の平岡店などがあるそうです。ちなみに南7条店、すすきのから少々遠いですが、歩いていけないことはないです。
メニューはらーめん(みそ700円、正油・塩各650円)、じゃんじゃんめん(850円)などなど。私はみそを、一緒に行った友人は塩を注文しました。出てきたスープにびっくり。見た目は札幌ラーメンっぽくなく、どちらかというとトンコツギトギトラーメンに見えます。背脂が浮いちゃったりしていて、見るからにこってりっぽい感じがします。しかし、食べてみると再度びっくり。確かにこってりはしているんですが、見た目ほどのギトギト感は全くなく、まろやかな口当たりのスープにまとまっているのです。臭みもないので女性客が多いのも納得できました。九州風というよりも京都風とんこつラーメンに近いこってりさと、札幌ラーメンの風味がバランスよく融合できている、実にお見事なスープです。お店の説明によると、タレに秘密があるらしいです。極太麺はスープの絡みにしても、コシにしても、とてもいい感じです。友人の塩味も少しだけ味見したんですが、こちらの方はあっさり系。でもまろやかさはうまくキープしていて、こちらも美味。
ご主人が全国を渡り歩き、辿り着いたという味。このラーメンにはよく表れていると思います。ラーメンには作り手の思いだけでなく、苦労や努力もちゃんと美味のエッセンスとして表れるものです。楽ばっかりしていては、ごまかしのきくラーメンは作れても、決して最高のラーメンには近づけません。そのことを改めて学ぶことができました。正統派札幌ラーメンとは言い切れませんが、札幌を代表する1軒であることに間違いはありません。
らーめんてつや
11時〜26時(スープ終了閉店) 水曜定休
行列率・・・高
美味美味 ☆☆☆☆☆