January in 2004
| 2004年1月1日(木) 人に物を教えるということ |
年賀状の返事を出しがてら散歩をした。ふらふらと歩いて世田谷公園内へ。そこに自転車に乗る特訓中の父子に遭遇した。
息子は泣きながら自転車にまたがっていた。どうやら父が怒りながらの特訓中の模様。一生懸命に父の教えに応えようとする息子と、必死になり息子に教えている父親の姿を見て微笑ましく思い、ついつい微笑んで見つめていたら…
「ほら、おまえがしっかり乗れないから、通りすがりの人にまで笑われてるじゃないか!!」
と、父親が息子を怒鳴り叱り付けている。息子は更に大きな声で泣き出してしまった。追い討ちをかけるように父親が、
「笑われているのに泣くんじゃない。情けないと思わないのかぁ!!」
私は居た堪れなくなってしまったが、非常に違和感を覚えた。
子供相手に理論的に自転車の乗り方など教えることは出来ない。自転車の乗り方なんて身体で覚えるしかないものだ。そうなのであれば、
- 慣れさせること
- その為に転ぶ恐怖を取り除いてあげること
この2点が重要だと思うのだが・・・怒鳴り散らせば、逆効果でしかない気がする。しかも、子供が情けないわけでも恥ずかしいわけでもない。教えている父親が情けなくなっただけの話。子供にとっては関係ない話である。 私には子供がいないので、彼のメンタリティまで理解は出来ないが、子供にとって良きことであるとは決して思えなかった。
ただ、微笑ましい光景を見て、微笑んだことが彼と子供を悪しき方向へ導いてしまったことに反省しつつ、人にモノを教えることの難しさを考えた。
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