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第10回 東京とは?
 前回の最後で次回は「ハングリー精神」とお伝えしましたが、今回ちょっと予定を変えて「東京とは?」に変更します。すみせん。

 私が東京に出てきたのはもう7年前にもなります。大学入学と同時に、引越しました。
 東京という場所がもちろん魅力的に感じる一方で、全く知らない場所での挑戦の始まりでもありました。  病院に関しては、当時の担当の先生から現在の東京女子医科大学糖尿病センター(ちなみに日本を代表する糖尿病専門外来です)を紹介していただきました。病院のことが、やはり気になりましたが、それは何とかなり安心しました。

 さて、タイトルの東京とは?ですが、これはひとりひとりで見方が千差万別だと思います。
 私が思うに、やはり人,お金,情報はかなりの量で集まってきます。人に関しては、歩道や駅などでまっすぐ歩くことはまずできません。人をよけながら、歩くのが基本です。これは、田舎育ちの私には最初は驚きでした(地元では、こんなことなかったのになぁ)。
 人柄に関しては、よく東京の人は冷たいという声を聞きますが、私が思うにそうでもないかなと思います。電車でお年寄りに席を譲る人も確かにいます。ただその行為をする人が地方に比べると、人の多さに比べて少ないのかもしれません。とにかく全員が全員冷たい人ではないです。人が多く集まるので、確かにいろんな人がいます(いい意味でも、悪い意味でもですが)。
 車は道が狭いのにたくさん走っているので、すぐに渋滞です。私は、こちらでは普段車は運転しないので別に苦になりませんが、タクシーを利用する時は、ついイライラします。
 電車は、数分に1本走っているので非常に便利です。これは、今まで30分に1本の生活をしていた私には、感激でした。でも朝のラッシュは、路線によっては殺人的だそうです(私が利用している路線は、それほどではありませんが)。
 東京に人が多いといいますが、これはほとんどが東京以外(神奈川,千葉,埼玉県等)から集まっているので、昼と夜の人口の差は大きいです。だから実際は東京のいわゆる中心部に住んでいる人は、それほど多くないのです。私も勤務先は、千代田区の飯田橋というところですが、家は埼玉ですから私のような人が多いのです。
 物価に関しては、間違いなく高いです。日本がただでさえ、物価が高い国で東京はその中でも最も高いですから、買い物はそうはできません(物価は高いですが、ブランド品などは買う余裕があれはすぐに買えるというメリットはありますが)。たまに実家のスーパーに行くと、あまりの安さに驚きます。
コインパーキングも驚きます。たったの30分で200円など。これでは、車で買い物なんてゆっくりとできるわけありません。
 水に関しては、明らかに不味いです。東京ほどミネラルウォーターが売れる街はないと思います。実家のスーパーでも水は売っていますが、当然あまり売れていません。東京では水が売れないことは、考え難いです。そのぐらい東京の水道水は、不味いということです。

 こう書いてみると、何だかいいことよりも悪いことのほうが多いみたいですが、ここでいいことも列挙してみたいと思います。
 それは、いろんな人が集まるということは自分の人生を変えてしまう人に出会えるかもしれません(人生の師匠それとも結婚相手などに会えるかも)。また、エンターテイメントは素晴らしいです、コンサートや演劇やスポーツなどは頻繁に味わうことができます。
 美味しい料理(和洋中何でも)が食べられます。いい飲み屋さんやおしゃれなスポットもいたるところにあります。人々を魅了する、お金には必ずしもかえられない貴重な何かがあるのも事実です。
 最後にこれだけは言えるのですが、人の欲求を100%満たすことはできないということです。例えば、交通が便利で、水が美味く、ヴィトンのバッグがすぐに買えるところに住みたい、なんて言うのは残念ながら寝てから言って下さい、と言わざるを得ません。
 結局は、どこか少しは我慢して何かを得るというのが現実なのだと思います。今の私は、たとえ物価が高く、水を買う生活でも、情報が多くあつまりエンターテイメント性がある東京が私は気に入っています。
 これで東京のことが少しはお分かりいただけましたでしょうか。たとえ、IDDMで
あろうと東京は人が来ることは拒みません。興味を持ったら、いつでも来てみて下さい。

 次回こそは、「ハングリー精神」です。