初恋って何度も来るものなのかな。
好きなのと恋は違うものだと思う。
だから最初の恋には偽者が含まれていると思う。
私が最初に好きになったのは幼稚園のお友達。必ず一緒に遊ばないと一日は終わらない。
多分小さい時からかっこいい男の子が好きで、でも、私のかっこいいは他の人には違うらしい。
‘サル顔‘が好きだった。
小学校にあがっても‘サル顔‘好きの私は5年生の時に本格的に恋をした。サッカー部の彼は毎日校庭で練習に明け暮れていた。彼の前では緊張して強がる自分しか見せられなかったのを覚えている。周りが分かるほど彼に恋していた。
中学校が別々になったせいもあって私は彼のことを5年ぐらい好きでいた。彼はもちろん私のことは眼中になく彼女もいたらしい。
一度だけ彼に会ったことがある。もうその時は違う人を好きになっていたから昔のようなときめきはなかったけど(好きだったんだなあ)
心がゆれたのを今では懐かしい。
小学6年の時バレンタインデーがきっかけで交換日記をする男の子がいた。初めてデートに行ったのも彼だった。別に好きでもなかったのだが、弟の面倒を良く見る、きっと好青年になるだろう人だった。
私は彼と交換日記をすることで彼の中学校生活を通して私の好きな人のことが知りたかったのだ。今思えば罪深いことをした。
でも、彼が引越しで私の前から姿を消した時、私は彼が好きだったことに気がついた。日記は私の罪の告白と共に彼の手元にある(はずだ)。
いま、彼はどこで何をしているのだろうか。
会いたくてたまらない今日この頃である。
恋は切なくて甘いものだと信じていた自分がいる。でも、そんなのは想像に過ぎない。
恋は激しく心ゆれるものだということを思い知らされたのは高校生になってからだ。
‘大人の恋‘はまだまだ先の話だけど私にとって初恋はちょっとほろ苦い秋の味がする。