フェアトレードって何?
"フェアトレード"という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく多くの人が始めて聞いたのではないでしょうか?
まだまだ聞きなれないことばですね。

フェアトレードとは、その名の通りfair(公平)なtrade(貿易)をしようというものです。
つまり、途上国で生産された商品を公正な価格で買い付けようということです。

途上国では地元や先進国の仲介業者による不当な買い付けが行われていることが多々あります。
そのため、生産者の手元にはほとんどお金が入らないのです。

そうなるとどういったことが起こるのでしょうか?

お金が増えて労働力が足りなくなり、子供が働かなくてはならなくなります。
そのため、子供達が学校に行けなくなります。
つまり、児童就労の問題がでてくるのです。

また、収穫量を増やすためには化学肥料や農薬を使う必要があります。
そうすると、環境にも悪いですし、お金も必要となります。
ただでさえ作物を安く買い取られていますから、さらに生活は苦しくなります。

そこで!!NGOが仲介に入って公正な価格で商品を買い付けるのです。
しかしただ買い付けるだけではありません。
途上国には手に職を持たない人もいるわけですから、そういう人々のために技術提供もしています。

特に、女性や障害者を対象としたプロジェクトが重要です。
日本でさえ、長年女性の社会進出は困難でした。
途上国ともなればなおさらです。
宗教や、慣習によって女性の行動は規制されている国が今でもたくさんあります。
しかし、夫が亡くなって未亡人となった女性にはなんらかの仕事が必要となります。
そういった女性の経済的自立を助けるためにもフェアトレードは有効なのです。

さらにこういったプロジェクトでは、環境への配慮も忘れてはいません。
添加物を使わないようにしたり、廃棄物を直接川に流さないようにするとか・・・。

工業化することばかり追求してきた先進国の発展モデルは、いまや時代遅れでしょう。
失敗を味わった先進国だからこそ、途上国には同じ間違いを起こさないようなやり方をして欲しいですね。

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