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| 友達YMと四国めぐりの旅へ。
四国めぐり、と言っても、お遍路さんの88ヵ所を回ったりはしない。 今回は、新幹線(広島-岡山)とマリンライナー(岡山-坂出)で簡単に行った。 坂出で、向こうに住む友達NYと合流し、そこからは延々のドライブである。 運転はNYにまかせっきり、YMと僕はえらそげに完全お客様モード。 今回のターゲットは高知県を流れる四万十川。 四万十川へ行ってどうするわけもないが、とにかく四万十川を訪れるのが目的である、なにがなんでも・・・。 ってなわけで、とりあえず、太平洋をめざす。 その前に、腹ごしらえ。 讃岐、讃岐、讃岐、うどん、うどん、うどん。 讃岐へ訪れ、うどんを食わずしてなんとする。 地元の人は、3食うどんだとか、なんて言ってると、そうでない人も当たり前にいるので、勝手な偏見を持つのはよしましょう。 テレビがいらぬほどに讃岐うどんと、それを食べる人たちを宣伝するものだから、誤解が先に伝わってしまう。 実際、3食うどんを食べる人もいるが、そうでない人との比率は不明だ。 とは言え、大阪では1家に1台、たこ焼き機があると言うように、讃岐では、1家に1つ、うどんをあげる片手ザルがあるらしい。 外でも食べるし、家でも食べる。 とにかくうどんの消費量は日本一であろう。 よそ者には「讃岐うどん」であるが、地元の人には「うどん」に他ならない。 観光客に讃岐うどんと呼ばせているだけで、スーパーで普通に売ってるうどんは「うどん」で、それも讃岐うどんなのである。 広島でお好み焼きと言えばお好み焼きで、「広島風お好み焼き」なんて誰も言わないのと同じだ。 ってな話は、前にも書いたような気がするな。 さて、金毘羅さんのふもとのうどん屋で、特盛しょうゆうどんを食った。 朝から特盛なんて、自分でもどうかしていると思う。 実は、メニューの読み違いで、「特製」しょうゆうどんと書いてあるのかと思ったのだが、注文した後で「特盛」である事に気づいた、あほだ。 満腹以上に満腹になった。 うどん屋を出て歩いていると「しょうゆアイス」と言うソフトクリームが売っていた。 名前の通りの品である。 3人して、これを召したが、微妙な味だ。 何か他の菓子でこんな味のするものがあったような気がする。 なんだか、後でおなかの具合が悪くなりそうな予感さへする。 胃腸への影響がないとは言えない感じだ。 2度と食うまあ。 これを食べながら、NYが、「うどんアイス」と言うものがあると言っていた。 機会があれば、それも食べてみたい。 アイス大好き人間だからね。 高知と言えば坂本龍馬、かどうかは知らないが、通りがかりに坂本龍馬の像を見に寄った。 彼の像は桂浜(四国の南側のへこみの頂点より少し西寄り)と言う所にどーんと立っている。 一説には、室戸岬(四国の東側の南端)に立つ、中岡慎太郎の像とアイ・コンタクトしていると言うが、どうやらエセ情報らしい。 高知と言えば土佐、土佐と言えば土佐犬、土佐犬と言えば闘犬・・・無理矢理。 この桂浜では闘犬ショーが催されていて、この日は3戦ほど組まれていたが、時間帯が合わなかったので見なかった。 時間が合っても見ないと思う。 ともすると、この闘犬ショーも、動物愛護協会からの抗議にあおられそうだが、伝統芸能みたいなものだから、簡単にやめろとも言えまい。 よく、太平洋からの荒波で、とか言って、瀬戸内に比べて波の激しいのを誇張するのを聞くが、ぶちむかつく。 そうかも知れない、いや、確かにそうだ。 しかし、瀬戸内の波がゆるそうに言われるのが腹ただしくてたまらない。 瀬戸内海の島で育った僕が、まるで、甘やかされて育てられたと言わんばかりだ。 波なんて、半分は天気のようなもんだから、激しい時もあればそうでない時もあろう。 この日は風も波も強く、おまけに雨まで降っているので、砂浜に降りたらびしょぬれになった。 あー、波をかぶったわけではなくて、単に、雨風でね。 砂浜を歩くと、靴の中に砂が入る。 なんで? 急な話で「龍河洞」に行く事になった。 25kmほど香川の方へ戻る事になり、つまり四万十川への道のりが50kmほど遠退く事になる。 その昔、YMが子供の頃に、この桂浜とその龍河洞へ行った事がある、と聞いて、僕はその洞窟へも行きたくなった。 洞窟と言ったら、山口県の「秋芳洞」に行った記憶がある。 まあ、あれほど大きくないと思うが、洞窟探検よろしく、我が「水曜スペシャル取材班」は、龍河洞へと向かった。 洞窟には、30分ももぐってはなかったと思う。 中には滝があり、川となり流れ、マイナス・イオンがあふれ返り、とても涼しい、いや、寒い。 狭い所がいくつもあり、「頭上注意」の看板もいくつかあり、YMは何度か頭を激しく打ちつけて、かなり痛がっていた。 全域にわたり傾斜のある所は、ステンレスの足場と手摺が敷かれていた。 岩のままの所でも、足を滑らしそうで、案外滑らないようになっている。 ポイントポイントには女性のガイドがいて、なにやら説明していたが、誰も聞かず、みんな勝手にしゃべっているので、よく聞こえない。 みんな、と言うのも、入口から出口まで、ずっと他の観光客と連なり、何十人もの行列になっていた。 前が止まれば後も止まる。 じっくり見るのは自由だが、追い越せないほど狭いので、気持ちサクサク進んで欲しいものだ。 連休でなければ、僕ら3人だけなんじゃないか、と思われるが、人が多くて寂しくないのはよかった。 さすがに3人だけだと、もし、洞窟の中で事故でもあったら、困る。 こう、いっぱいいっぱいで事故があったら、それはそれで困るか。 途中で、「しんどい」坂があって、ひたすらな上り坂に付けられた名前だが、後から来るグループの1人が「しんどいって標準語?」と言ったので、僕は振り向きもせず、ただ「標準語だ」と答えてやった。 他人の会話に知らんプリして混ざる人種だ。 世間での標準語だろうとそうでなかろうと関係ない、僕が日ごろ使っていれば、それが標準語だ。 何万年もかかってできると言う鍾乳石の、なんとも言えぬ自然のデザインが気色悪い。 それが、ちょっと、何かの形に似ているからって、勝手な名前を付けているのはお笑いだ。 中でも最もそれらしい姿をしていたのは「鮭の石」だが、まさに鮭をつるした様な感じで、鮭のでっぱった下あごがよくできている。 これをガイドが説明していたが、「鮭」と言えばいいものを、わざわざ「塩鮭」と加工名で呼ぶのには笑った。 いや、そりゃ、塩鮭でも一向に構わないが、別にこれから食べようかってわけでもないのに、そんな呼び方をするのもどうかと思う。 多分だが、このガイド、かなりの塩鮭通と見た。 食べたくて仕方がなかったのだろう。 洞窟を抜けると、出口は入口よりもだいぶ上にあって、洞窟の中を歩くうちに、どれくらいか正確ではないが、20mほど登ったようである。 外の道を下って、入口まで戻ると、そこには珍鳥センターと言うのがあって、いろんな鳥が飼われている。 鳥と言っても、飛べない鳥の一種である鶏ばかり。 目玉は「尾長鳥」なのだが、ある所では「尾長鳥」と書き、またある所では「長尾鳥」と書く。 特に使い分けはないようだが、「長尾鳥」と書いておいて「おながどり」と言う読みがなを書くのはやめてもらいたい。 どうも、気分で書かれているのか、統一されていないのは、いつの段階かで誰かが間違えて書いたものが、そのまま引き継がれているのではないかと思われる。 まあ、とにかく、この珍鳥センター、非常に臭いので、吐き気をもよおす前にさっさと出た方が身のためである。 洞窟を後にして、四万十川をめざす。 僕は、半分ぐらい寝てた。 YMは、1/3ぐらい寝てたか。 NYは、ひたすら運転だ。 四万十川へついた時には、すっかり暗くなっていた。 特に名所でもないが、川沿いにある「道の駅・四万十大正」だったと思う、とやらでひとやすみ。 何にも見物するものもなく、ただ、四万十川のある一点へ着いた、だけである。 目的は達せられた。 それから、四国の西側、宇和島、八幡辺りを回って、戻ってきたのが23時。 近所の居酒屋で晩飯を食べた。 NY家へ泊まらせてもらったが、部屋が10といくつかあり、大きな屋敷でビックリだ。 |