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消えゆくシンガポールの古い街角散歩。たぶん3〜6年先にはなくなっているだろうと思う町々の一角を、少しずつ紹介していきます。[by BON]
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第5回 JALAN-JALAN - シンガポールが誕生した川・Singapore River

ジャランジャラン1カ月以上ぶりの更新です。
久しぶりのなので、今回は2ページにわたる大型特集で "Jalan-Jalan along Singapore River"で参りましょう。
金融の中心ラッフルズ・プレイスの脇をながれるシンガポール川、昔をしのぶ風景はわずかと なっていまいましたが、シンガポールの歴史を語る上でSingapore River は外せない。 創造力と足を駆使して、この国の歴史をJALAN JALANしましょう!






シンガポールリバーのJALAN-JALANは、ラッフルズ・プレイスのスタンダードチャータード・バンク
の裏にある、Bum Boat乗り場からスタートです。ここから先ず、観光客と一緒にシンガポール・リバー1周クルーズに参加します。
実は、毎週のようにここからクラーク・キーまでリバー・タクシーに乗るBON。
船着場のオヤジともすっかり顔なじみです。
「Uncle はね、毎日休みなしで朝8時から夜8時までは休みまで働いても、毎月1400ドルしかもらえないんだよ。
でも、しょうがないね。Uncleは、too oldだから・・・」と、
今日もまたオヤジのグチを聞きながら、船を待ちます。
 
 
Singapore River 河口


リバー・クルーズの船はいったん河口をでて、クリフォード・ピアのところでグルリと回って、
シンガポール・リバーに向かいます。
シンガプラと名付けた11世紀のインドネシアの王子も、1819年にイギリスからやって来たラッフルズも、
そして今のシンガポール人の大半の祖先たちもここからシンガポール入りしたのかと思うと、うーんとしばし感動。
ラッフルズ一行がこの河口にやって来たときには、マングローブが茂り、海岸にはここ一帯の人々が定職としていた海賊行為で殺された人々の骨が点々として、川には水上生活者の船が点々としていたの寂しい島だった。
しかし、21世紀となった今、見事なまでに現代都市へと大きく変貌。手前の旧中央郵便局の建物(今はホテル)が
大英帝国植民地時代の名残を残すのみです。







マーライオン

そして、河口に建つのが有名なマーライオン
11世紀にインドネシアから亡命してきたらしいサン・ニラウタマ王子さまが、まさにこのスポットでライオン(シンガ)を見たという伝説に基づいて、この場所にこの像が立ってるわけであります。
たぶん18世紀までにはこの国にたくさんいたという虎でも王子はみたんだろうけど、なんせ虎もライオンも見たことのない王子だったので間違いはしょうがない。王子が「これは伝説のライオンだ!」といったので、従者も「うちの博学な王子さんが言うんだから、間違いないべ。」「そうだべ。そうだべ」ということになったのでしょう。



 
 
 
 
  カバナ・ブリッジ

アンダーソン・ブリッジを潜り抜け、カバナ・ブリッジに船は向かいます。
1868年につくられたカバナ・ブリッジは、シンガポール川にかけられた橋でもピカ1の美しさ。
でも、建てられて50年もしないうちに激しい牛車と馬車と人力車の通行量に耐えられず、
アンダーソン・ブリッジが1910年にかけられた後は、歩行者専用の橋として今も生き残ってます。
 
橋の向こうはボート・キー。大きい魚の腹のように丸い川の地形は、風水的にも財がたまるとしてラッキーな地。
とういわけで、中国から渡ってきた華僑が多くの商店・貿易事務所を競って建てたのだそうだ。
今では、UOB銀行とか、OCBC銀行、証券取引所などが立ち並ぶ地域となり、この国だけでなく世界各地の財がこの地域に流れ込んできます。
 




 ボート・キー


今では観光客御用達のレストランそして、白人駐在員とそのSPGs御用達のバーに生まれ変わったボート・キー。
1980年中頃まではこの川を荷を満載したバム・ボートが埋め尽くし、今はバーとなった商店・倉庫に、
クーリー(苦力)のオジサンたちが頭と肩に布1枚をかけて荷物を担いで運びこむ姿がみられたものでした。
この対岸には、ラッフルズが上陸したとされる地点に真っ白なラッフルズの像が立ちます。このラッフルズくんを背に今日も観光客が記念写真をとってます。
 
さて、荷物ならぬ観光客と現採のBONを運ぶ現代のバム・ボートは、クラーク・キーを目指して上流に向かいます。






上流に行く!



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Created by Bon in Apr. 2001
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