4月16日。

授業は無かったのですが、ちょいとヤボ用で学校に行って来ました。

ウチの研究室は、迂闊に顔を出すと容赦なく仕事が回ってきます。まあそれ自体は当然のことですし、仕事量の度が外れない限り決してやぶさかでないんですが、研究室に行きたくない理由は他にもありまして。

狭いんですとにかく。

もともと広いとは言えない室内に、まだ春先と言うこともあって、豚小屋の豚の如く人間が犇めいている状況。
どんくらい狭いかって言うと、そりゃもう2chの痴漢スレで話題になってもおかしくないくらい狭い。
人をかき分け、椅子の後ろの僅かな隙間をすり抜け、荷物をまたぎ越えて移動し、誰かが作業中のPCを強奪して仕事をしなくてはならないわけです。両国でスカウトされかけた人間にとってみれば苦痛も人一倍。

まあ、研究室どうこうに限らず、常日頃感じていたことなんですがね。
オレにはこの国は狭すぎるね。物理的に。
バスや電車、或いは喫茶店の座席といった、パブリックな場所におけるモデュールにおいて、オレの肉体は完全にアウトオブ・オーダー。服を買おうと思えば思いっきり足下見られちまいますし、あちこち回ってようやく見つけたフリーサイズなんて、ウチ帰って着てみた日にはもう超不自由。肩の辺りとか。

とにかくもうね、マジ行きたくないんですよ研究室。


今日は幸いにして、仕事が回ってくる前に首尾良くバックれることに成功し、ほっと一安心。息が詰まるような混雑から解放され、気分爽快です。
このいい気分のまま、ちょっとアイスラテなんぞ飲んで、ついでに日記でも書いて〜とか思い、颯爽と大好きなドトールにつうかドトール激混みしかも空気薄い。



どうやら換気扇は動いているようですが、そのカバーからして見るからにヤニベッタリ状態、騒がしい駆動音のわりに効果が上がっているようには思えません。さらに加えて研究室をさらに上回るこの混雑。店内は明らかにCO2過多で息苦しいことこの上ない。しかも高温多湿の人いきれで不快指数ウナギ登り。二時間ばかり座って本とか読んでたんですが、イヤな汗が額にじっとりと吹き出してきて、なにやら偏頭痛まで……って、そんな劣悪な状況下にあって何故、スシ詰め状態のこのシートに長居しているかと言うと。






なんでかしらんけど女の子ばっかなのよねココ♪



吉川晃司はかつて「kissに撃たれて眠りたい」と誠にカッコいいことを言いましたが、この、噎せ返るような女の子のフレイヴァーに埋もれてならば、喜んで眠りたい








4月17日。


今日は日本代表のゲームがあったんですが、コスタリカのフィジカルの強さにびっくり。

それから、初期の美味しんぼの面白さにもびっくり。



何といっても若い頃の初々しい栗田さんに「ガン萌え」。

そんな自分にもびっくり。





4月18日。

というワケで、とりあえず上げたんですがね、美味しんぼネタ

18年って凄いですよね。どう凄いってヨチヨチ歩きの赤ん坊が、思春期迎えて初恋してチン毛生えて脇毛生えてオナニー覚えて、中2の夏くらいから反抗的な行動が目立つようになって、高校入学する頃にはすっかり一人前気取り、酒やタバコやケンカに明け暮れた挙げ句結局中退して、しばらくプラプラした末にレディースやってた彼女とできちゃった結婚、子どもの顔見て「こんなことじゃダメだ」ってことに気づいて更正し、運送会社で働き始めるのにも充分な時間。


………つうかさ、栗田さんって今いくつよ?


美味しんぼの世界は料理を扱うだけに、季節の移ろいを無視できません。「新年会」が「文化部恒例」だったりして結構ちゃんと描かれたりしてますし、美味しんぼの世界はスラムダンクのそれと違って、現実世界の時間軸とリンクしている、と考えるのが妥当。

と、するとですよ。

連載開始が1984年で、その当時新入社員という設定。
東西新聞は「帝都新聞と発行部数で全国1、2を争う」一流の全国紙ですから、新卒採用の栗田さんは、少なくとも四大卒以上の学歴と考えるのが…………。








…………。






ことしよんじゅうNOoooooooooo!!


ウソだねマジあり得ないねオレの栗田さん更年期障害間近だなんてそんなコトオレは絶対に信じねぇ











オレの中で栗田さん中卒決定。

とすると今年34。







Yes!!ギリ、ストライクゾーン!!







4月19日。


絶対的威信を誇る知性。




知慧、理知、叡智。


或いは教養、学識、博覧、強記。


また聡明、利発、鋭敏、明晰さらには機転、機知、即妙、洒脱、深慮、遠望、先見。




その他あらゆる知的優雅の一切が、崩壊する瞬間。












……なあ横山よ。









横山よ。









おしごとおわったよ〜♪(^o^)/みこたんはまだおねんねちゅうですか?ゆ〜たんさびしいなぁ・・・




















致命的だよ横山いやさゆ〜たん

メールの送り先を誤ることほど、頭の悪い行為は無い。







(※)…断っておきますが、オレは「みこたん」ではありません断じて。





4月20日。


先日ちょろっと登場しましたが、バイトの新人くん(ハタチの美少年)の研修は、一応今日が最終日です。
シフトの関係上、研修のほとんどをオレが面倒見てきたんですが。

社員もバイトも同じなんですが、ウチの研修は基本的に、マンツーマンで行われます。
1対1で、ゼロから必要なことを叩き込まれていく過程を経て、研修が終わる頃には、後輩はすっかり、トレーナーを担当した先輩の「色」に染まっているもんなんですねコレが。
接客のしかたはもちろん、言葉遣い、身のこなしなどまで似てしまうんですから、その「遺伝子」の作用は結構徹底しています。






………うふっ




つまりそれがどういうコトかというと、ですね。

「真っ白のカンバスみたいな美少年を、自分好みに調教していく楽しみ」だったワケで。

全国200万のショタコンお姉さまがた垂涎の音が、聞こえてくるようです。


あああいいコだけ〜ちゃん。その調子だよ。染まりな。オレ色に染まりな。

















そんなワケで、真っ白なカンバスだったけ〜ちゃん、今ではすっかりオレ色。




フロントの床に思いっきりウンコ座りして、タバコバカバカ吸ってます。







……っかし〜な、ナニがいけなかったんだろ……?







4月21日。


バイトの夜勤明けでそのまま飲み会でした。ヒサビサのオール。

やっぱアレです、20代も後半に入ったら、酒はゆっくり飲むもんです。オールと言っても飲みつぶれる種類の飲み会ではなく、まったりチビチビと語り明かした、なんて風情でした。
男ばかり8人も集まって、その話題はと言えば、言うまでもなく8割がた女の話でした。それぞれハタチから30前まで、年齢差が最大でほぼ10あったとはいえ、そこはそれ、みんな男の子ですから。大差ないです。

それはそれで楽しかったとして、ちょっとひとつ気づいたことがありました。

いきなりエッチな話をしたがるのが若者。
「第二段落から」エッチな話にもってく様になったら
おっさん。





オレですか?
無論バリバリに後者。







4月22日。


いつだったか、タモさんが言ってたことがあるんです。「一つのことを長く続ける秘訣は、『明日を考えないこと』『昨日を振り返らないこと』」だって。千里の道も一歩、っていいますけど、ホントにその通りですね。明日を見通そうとしてあれこれ思い煩うのは愚の骨頂だし、取り返しのつかない昨日を悔いてくよくよするのも同じ。自分の足下を見つめながら、とにかく今日一日をしのぎきろうと(笑)、そんな風に考えながら。ゆっくり歩いてきただけです。今になって思いますよ。「ああ、タモさんもこうだったのかなあ」なんてね(笑)


区切りとか、そういうことは特に考えてないです。まだまだこれからだって思ってますし。一段落ついて、気が抜けちゃったんじゃないか、って? あはははは。そんなこと全然ないですよ。むしろ、早く明日の更新をしたいな、って思ってるくらいですから(笑)


やっぱりでも、一番言いたいのは、このサイトを見てくれてる人に対して、ですね。ほんとに、心からありがとう、って。見守ってくれてる人がいるってコトが、最大の力ですよ。なんだか普通っぽいですけど、これはホントに。いくら感謝してもし足りないです。ナニかお礼がしたいですけど、う〜ん。一軒一軒回って、握手とか? いらない? 失礼な!(笑)でも、ホントにそうしたい気分ですよ。「今までありがとう、これからもよろしくな」って。


本当は、自分がそんなに凄いことやったとは思ってないんですよ。僕は、人生は通過点の積み重ねだ、と思ってるから。ただ、でも、いろんな人に言って頂くんですけど、今、この時代に生きているたくさんの奴らがいて、それぞれ目標に向かって頑張ってて。そういうね、なんだろう、同じ時代を共有している奴らにもし僕が、少しでも勇気をあげることができたんだとしたら、う〜ん、やっぱり。こんな嬉しいことはないな、って。ちょっとぐらい自画自賛してあげてもいいかな、なんて(笑)


次の目標ですか? ん〜なんだろう。繰り返しになっちゃいますけど、やっぱり「明日の更新をちゃんとやること」です。踏み出す一足が道となり、一足が道となるワケですから。え? どっかで聞いたセリフだ、って? …うるさいなあ(笑)……猪木さんごめんなさい(会場爆笑)





祝、サイト開設一週間。(遅えし)






4月23日。


今日のドトール。
白髪交じりのおっさんと、中学生らしき女のコがお茶をしています。
こういったカップリングの解釈一つにも、人間性は現れるモノです。


なんの疑いもなく「え、親子じゃないの?」と思ったアナタは善人です。この世知辛いご時世、アナタの真っ直ぐさをむしろオレは案じます。池袋とか、気をつけてくださいね。すぐ、とか化粧品とか幸福の壺とか賢者の石とか買わされちゃいますから。

「すわ援助交際か!」と色めき立ったアナタは、現代人として誠に常識的な感覚を持っていると言えます。エンコーという言葉は既に20世紀の遺物となり果てましたが、制度自体は歴然と残っているようです。ファッション性が薄れ、手法としての一般性、汎用性を獲得してしまったことを、是とするか非とするか。

「貧乏だけど女優としての才能に溢れた少女と、それを見守る足長おじさん」という図式を思い浮かべた方。フジの昼メロの脚本家になるか、さもなくばとっとと入信しちゃってください。


あ〜さて。


読書中耳に飛び込んできてひっかかったのは、エレカシという言葉。次いで、真心ブラザースの桜井くんビーズの松本と続いて、おやっと思いました。
言っているのが女の子の方だったら普通だったんですが、それがおっさんのクチから発せられていることがフックになったワケです。おっさん、芸能人に対してやたらと馴れ馴れしい。

どうやらこのおっさん、業界関係の仕事をしていて、オレは顔が利くんだぜ的自慢トークを展開しているようです。小ぎれいな淡色系のスプリングセーターかなんかをマントのように羽織って、胸のところで袖を結び合わせているのも、典型的に彷彿とさせます。


そこで本格的に、二人の関係を推理することにしたんですが。


ノリノリで喋るおっさんに対して、女の子の方は微妙にテンションが低い様子です。「面白くもねぇハナシしてないで、早く出すモン出せよオヤジい。あ〜ダル…」という風情に、見えなくもありません。でもちょっと引っかかります。

女の子のダルそうな様子はともかく、おっさんの方に、あまりギラギラしたリビドーが感じられないからです。「女のコあ〜したいこ〜したイズム」ではなく、ただこの子の関心を引こうと、懸命に言葉を紡ぐ様は、まるで初デートの中2男子の様です。とするとこれは、「愛があれば年の差なんて的小さな恋の物語」なんですか? 角川映画のロケ中ですか?

その仮説を否定したのは、明らかに空回りしているワリにやたら親しげな、おっさんの調子でした。ともすれば名前を呼び捨てにでもしそうなそのイキオイは、好き嫌いに関係なく既に保証されている、女の子とおっさんの「切りがたい関係」を示しています。





オーケー、謎は全て解けた。ヒントはみっつ、答えはひとつだ!














離婚した奥さんと暮らす娘と、調停の内容に従って定期的に会っている親父の図、で鉄板。









4月24日。


アマテラスー!!
というワケで朝の更新です。みなさんおはようございます。


いやベツに、昼夜逆転の肉食獣型ライフスタイルを改めてカタギに戻ったとかそういうワケでは全然なく、ただ単にまたしてもオールで遊んで今帰ってきたトコってだけなんですけどね。ああ疲れた。
昨日は、件の副支配人及び、その他異動や退職でホテルを離れる社員の、オフィシャルな送別会があったんです。






いや実際、「無礼講」って言葉が大人社会でどれだけ通用するのかどうか知らないですけど、ていうかそんな機微とか加減とか全くわかってない学生バイトに、軽はずみにそんなコト言っちゃったアンタが悪いよ支配人。






例え、たかがバイトごときに仕事についてメチャクチャにダメ出された挙げ句、ブッ潰されちゃったとしても。



この一件がこの先どう運ぶのかわかんないですけどとりあえず社員大喜び。







4月25日。


キャラと泣く子には逆らっちゃいけない。
ココでいう「キャラ」とは、名前のように人それぞれに固有に存在し、生活の細部から人生の大きな流れまで、あらゆることを左右する「性質」「資質」を指します。「〜の星の下に生まれつく」の「〜の星」の部分、と言ったらいいでしょうか。

「キャラ」は、その人の印象をかなりの部分で支配します。初対面の瞬間からなんとな〜く連想されたモノ、感じた何か、つまりは第一印象が、その人のキャラを鋭く看破していた、なんて場合さえ、決して珍しくありません。


そんな前置きを踏まえて。

出会いのシーズンであるこの時期、ウチの教授の指導で卒論を書く、学部の新4年生がやってきて、顔見せを兼ねた歓迎会が催されました。右を見ても左を見ても初対面だらけで、最初はぎこちなく固かった場の雰囲気も、酒が進むに連れて次第にうち解けてきます。

そんな場ですから、あったまってきたところで軽く、第一印象で感じた後輩のキャラをイジってやるのも、先輩としてのツトメのひとつなワケですよ。




「……で、沖島くん(仮名)はホモなの? なんてね、ブハハハハハハ!!」
「あ〜、アリかナシかで言ったら、アリっスね〜」














…か、

カミングアウト、軽っ!!!

迂闊に指摘するのは危険。






4月26日。


ちょっと前までは、小中高、どんな学校にも七不思議なんてのがあったもんです。
ああいうのって、最近どうなんスかね?
なんせ、世の中からどんどん闇が淘汰されてって、小学生でさえ日本の将来にいっぱしのロジックを叩きやがる昨今。情報化社会の影響なんですかね。全部が全部、科学や理屈で割り切れちゃうようになったら、なんだか興ざめだと思うんですが。



それでさっきふと思い出したんですけど。
開成中学かなんかに合格した小学生のインタビューとか、見てるとマジでキモいです。

「将来の夢は?」
「そうですね。とりあえず国家公務員1種に受かって外務省に入り、不正の全てを内側から明るみに出したいですね」

あのね、見えないところでお腹とか殴んないといかん。大人として。いいからパイロットもしくはサッカー選手って言えマジで。





え〜、ちょっとハナシが逸れましたが、ウチの大学にもあるんですよ七不思議。


ウチの大学、正確に言えばオレが通う学部キャンパス内には、事務室が二つあります。


ひとつの事務所「A」は、普通です。
もうひとつの事務所「B」も、一見普通なんです。





が。




なぜか「B」の男性職員、ヅラ率80%(4/5)



いやホントに不思議だもはや採用基準のひとつとしか思えないよつうか頭頂部分ネット丸見えだよ






4月27日。


すっげぇヒサビサに映画を見ました。
思えば、映画館に足を踏み入れたのは、ケビンコスナー最大の駄作つうか無遣いの呼び声も高かった「ウォーターワールド」以来。なんと7年ぶり。

「俺の青春は、映画館の暗闇の中にあった」なんて、よくよく考えるともうひとつ羨ましくないセリフに、うっかりちょっと憧れちゃうぐらい、オレは映画というモノを見に行きません。今まで、劇場に見に行った映画は、以下の9本だけです。
「ドラえもん のび太の魔界大冒険」「ドラえもん のび太の小宇宙戦争」「E.T.」「南極物語」「僕らの七日間戦争2」「電影少女」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「パルプ・フィクション」「ウォーターワールド」

こんな書き方をするとよほどの映画嫌い、それもなんぞ映画に関するトラウマでもあるんじゃないかと思われそうです。「信じていた映画に裏切られた」「小学校5年生の頃から映画に性的虐待を受けてきた」「初めての映画の時ちょっと変わったことを強要された」「映画だと思っていたのが実は本当の映画じゃなかった」などということは特になく、映画は好きです。むしろ大好きです。映画館が大嫌いです。

映画館のイメージといえば、真ん中の方の席しか空いてなくて、「あ、前すいません。すいません。あ、ちとあっ、ごめんなさい」と百回ぐらい謝りながら、やっと目当ての席まで辿りついたと思ったらポップコーンとか置いてあったりしてその隣の席の男に「あ、すいません、ここ人来るんで」とか言われちゃって、お前もうちょっと遠目からもわかりやすいもの置いておけよマネキン人形とかよ、と心の中で悪態をつきながらも仕方なく「あ、そうなんですか。えへへへ」なんて日本人的な愛想笑いとかしちゃってる自分にまた腹を立てつつ、仕方ないのでそのまま「すいません、ちょっとすいません」と改めて百回ぐらい謝りながらその列を通過して通路に出て、というようなことを何度か繰り返しようやく席を確保したと思ったら前にやたら座高の高いアフロが座ってるんです。
短足は立って見ろマジでなんてムカつきながら、なんとかスクリーンが見えるような首のポジションを模索するんだけど、アフロが気まぐれに身じろぎする度にこっちも首の角度を変えなくちゃならなくて、そうこうしてるウチに今度は後ろから「チッ」なんて舌打ちが聞こえてきちゃったりして「違うんだオレだって身動きしたくてしてるんじゃないんだ前のヤツがアフロでしかも座高が高くてさらになんだか落ち着きのないタイプなんだだから決してオレのせいなんかじゃないんだよおおお」と心の中で叫んでも後ろのヤツには届かないんです。
映画が始まったら始まったで、今度は肘掛けの奪い合いだ。負けてしまった時の切なさは勿論ですが、勝ってもそれはそれで厄介なモノ。なんせ、ちょっとでも肘を離したら奪われてしまうのです。鑑賞中、たまには腕を組んで思わずうなりたい瞬間があるんです。それすらユルされない。「むしろ肘掛けをゲットしないほうが幸福だったんじゃないか、いやでもずっと腕を組んでいなければならないのと肘掛けに掛けていなければならないのはどっちが楽だろうか、そうだ15分ごとに交代で肘を掛けませんか、と隣のヤツに持ちかけてみてはどうだろうしかし映画は始まってしまった。ああこんなことならば映画が始まる前にあらかじめ相談しておけば良かったのにいいい。うっしまったタバコが吸いたくなってきたぞ」などとそんなコトに気を取られている間に映画はどんどん進行してしまって、取り残された迷い子状態になるのが常。





今更ながら「ロード・オブザ・リング」も超面白かったんですけど、何といってもワーナーマイカルの座席の広さに感動







4月28日。


あるフロントクラークの、三段論法による看破


ダブルルームにウォークイン(予約なし)のカップル。
派手系お姉さんタイプの美人と、スポーツマン風のイケメンお兄ちゃん。
共になかなかのルックスでお似合いだが、彼女の方がちょっと年上に見える。宿帳に記入中の会話。

女「……へえ、初めて知った。そういう名前なんだ♪」
男「そっちこそ♪」





看破。





ダブルルームにウォークインのカップルは、99%セックスしに来ている(大前提)

これからスルっつうのに、こいつらお互いの名前を知らなかったらしい(小前提)


つうかオマエらお互いにHNしか知らねえだろ(結論)




余計なお世話でしょうが、いくら出会い系サイトとはいえ、本名ぐらいセックスする前に名乗っといた方がイイと思います。







4月29日。


最近どうも沈みがちなバイト先の社員さんと、昼飯を食いに行きました。

ジツは彼、三浦さん(仮名)がヘコんでいるのは、半分がたオレのせいだったりもします。
詳しくはプライバシーの範疇なので省略しますが、オレを含めた周囲の軽率な言動が、繊細な彼の心を追いつめてしまっていたようです。大の男がそこまで思い煩うことと言えば、女絡みなのは言うまでもないのであえて言っちゃいますけど。
ともあれ、三浦さんにそのへんのコトを謝りつつフォローするつもりで、メシに誘ったという次第。


当初、会話のムードは重たいものでした。

やり甲斐の薄い仕事に追われ、日々に潤いが感じられない今の現状で、三浦さんが最も今必要としているのは、やはり「愛」であるようでした。ロマンチストの彼は、彼女とラブラブに過ごすことでしか埋められない心の空隙の大きさにすっかりヤラれ、弱り果ててます。そこを押して、ムリに明るく、おどけて振る舞おうとする姿が非常に痛々しい。

三浦さん、すっげぇいい人なんですが、どうもイマイチ、女の子と上手に接することができないでいます。その原因は、彼の持っている独特な空気。ジャンルを問わず様々な話題に関して造詣が深く、そのマニアックな知識が逆にアダとなって、相手に引かれてしまうケースが多いようです。マニアックさは、使いドコロ次第では強力な武器となり得ますが、無闇に振りかざすのは危険な諸刃の剣です。「遺書」で述べられていた松っちゃんの言葉が脳裏をよぎります。「カールルイスは、歩くこともできるのだ」と。

とにかく、日頃からお世話になっているだけに、何とか元気を出してもらいたいと、オレのアドバイスモードも自然とトップギアです。


オレ「そッスよ三浦さん。歩くカールルイスにならないと!」

三浦「そうだよね…」

オレ「三浦さん、いろんなコトすっげぇ知ってるじゃないですか。音楽とか詳しいし。自分の意見とか知識とか、闇雲に押しつけないで。巧いこと使いさえすりゃ、全然イケますって!」

三浦「俺、その辺ヘタなんだよね〜。いっつもそう。いっつもそう。引かれちゃうんだよ」

オレ「とにかくね、まずその場の空気読んで。三浦さんすぐ走り過ぎちゃうから。それ絶対ダメです。モテないっスよ。でも逆に言えば、そこさえ注意すりゃいいんスよ」

三浦「自分でもアタマでは理解してるんだけどね…」

オレ「いいスか三浦さん。まずは女の子の知識とテンションを見極めるんです。したらその一歩だけ先を行く。これッスよ!」

三浦「!!なるほど!」

オレ「行き過ぎさえしなければ、自分の知らないことを知ってる男てのは、頼もしく見えるんスよ!」

三浦「おお!!なんだかわかった気がするよ!!」

オレ「頑張りましょうよ!!オレにできることなら、何でもしますって!!」

三浦「わかったよ!!もう絶対走りすぎないよ!!」

オレ「手加減ですよ三浦さん!!これ絶対、くれぐれも忘れちゃダメっスよ!!」

三浦「ありがとう!!やってみるよ!!」


つうか人に偉そうなこと言えた立場じゃないテメェの現状には完全に目をつぶってますがともあれ、三浦さんの顔に生気が蘇ってきました。口調も見る見るうちに勢いを増し、会話のリズムも元気なときの調子に向かってどんどん加速していきます。

結局、ほぼ完全に復調した三浦さんは、見違えるような明るい表情で仕事に戻っていくまで、ノリノリのハイテンショントークをひとしきり展開してくれました。






「大橋巨泉が偉い理由と、バラエティ黎明期のテレビ業界の構図」




三浦さん、あんた全然わかってねぇ







4月30日。


ロード・オブザ・リングがあまりにも面白かったので、原作の小説を読み始めたんですが速攻で寝てしまい、バス停で知り合った女子高生と恋に落ち、一緒に飲みに行った先でエロエロイチャイチャしているウチに泥酔、気づいてみたら財布からノーパソ、衣類に至るまで、マジで身ぐるみ剥がされていた、という夢にうなされました。


いや〜怪しいな、とは思ったんですけどね。マジでトイレ行ったまんま帰ってこないとは。




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