「妙喜庵」という庵がある。 「茶聖」千利休の設計による、僅か三帖ほどのささやかな茶室が、そこに寄り添っている。 全ての邂逅を唯一無二と見なし、自分の成せるマキシマムを尽くして遇する、そのための空間である。 利休は客を迎え、茶を点てた。 全霊が込められた一服の茶は既に利休そのものであり、 だからこそそれは、迎えられた人間にとっての、最大のもてなしたり得た。 オレも、未熟であることは充分に自覚してなお、できる限りそれに倣いたいと願う。 一期一会。 持てるモノ全て、即ち、自分の存在そのものを差し出して、この庵を訪れてくれたあなたに委ねる。 一期一会=ともだちんこ。 |