平成10年の春その彼から、仕事が忙しいので暇があったら手伝ってくれと誘いを受けた。
当時自分は中京地方の運送会社で長距離輸送の仕事をしていて、週末に関東近県で荷物を卸した後
2〜3日間休暇と成っていた時、彼の会社の手伝いをしてしまった。
久し振りに会った時の彼の印象は、昔と比べ大きく変貌していた。
会社から仕事を貰っている様であるが、アルバイトを彼自身で雇っている様だ。
雇っている人間は全て当時問題化していた現役のオウム真理教の信者達であった。
話を聞くと、オウム信者の前はイラン人、中国人と日本で問題を起こす人種達だけを雇って
いる様であった。イラン人が変造テレカを捌いていると社会化した時は、イラン人だけを雇い
噂が消えた頃、次に中国人の悪さが社会化した時、イラン人は全て解雇して近所のラーメン店
から2人の中国人を引き抜いて雇っていた。ラーメン店の店主は当時かなり怒っていたと言う。
平成7年の地下鉄サリン事件があった頃中国人を解雇し、オウム真理教の信者だけを雇う様に成る。
当時オウム真理教の信者を彼が雇い始めた頃役所から、オウム真理教信者を雇っている事が知れた為、
仕事が半減したと言う。公安調査庁からも会社に、これ以上信者を雇うと仕事を貰えなくするぞと
圧力を掛けて来た事があったらしい。
平成7年春、彼からうまいラーメン店があると連れて行かれた処が、オウム真理教直営の店だった。
不味くて口に入らなかったのだが、彼は替玉無料と聞き何杯もお替りをし、毎日通っている様だった。
オウム真理教が破産宣告を受けた時、彼は東京の亀戸道場に信者の引越しを手伝い、彼の顔をある新聞
の夕刊に撮られデカデカと載っているのを、親父には内緒だぞと自慢する様に見せてくれた事があった。
話は元に戻り、彼の仕事を手伝った日彼と口論をしてしまった。別に仲直りする訳でも無く別れたが、
会社近くのあるお宅の犬舎の前で犬を観ていたら後ろから、彼がゥワッ!と嚇かして肩を押したので
犬舎に頭をぶつけてしまい、額から出血がひどく病院へ行く。
結局額を6針縫合してしまう。 会社に言い訳をしながら数日間休暇すると言う事を告げる事に・・・手伝わなければ良かったのだが・・・
本人は、悪かったと言っていたが、笑いながら言う言葉に誠意は見られなかった。
通院中の医師から額と言う箇所なので、2週間経たなければ抜糸出来ないと言われ、結局彼の会社で暫く
お世話に成る事に成ったのだが・・・