「信濃国絵図」制作 今後の企画

1 県下120市町村のうち、字境図未完成の85市町村について、アンケート調査を行う。

 
完了
未完了
13
76.5
23.5
17
12
33.3
24
66.7
36
10
14.9
57
85.1
67
35
29.2
85
70.8
120

2 その後字境図を完成させた市町村もあるかと思うので、アンケートの結果を見て、字境図作成の意欲ある市町村に働きかけ、「新しい方式」で字境図制作に取り組む。

3 「新しい方式」とは、従前、次のう2つの作業を行っていた。

 (1)市町村役場所管のS=1:600の「公図」を借り出して、S=1:1250に縮尺する作業

 (2)土地台帳を閲覧して初番の地番別に「字」を書き写す作業

    今後は、これを改め、この2種の作業は市町村で行い、その後の作業を長野県地名研究所が行う方式とする。

    すなわち、長野県地名研究所はS=1:1250の基本図に転載する。

4 経費は、概ね「字数」及び「市町村面積(平方km)」の合計当たり6000円を上限とする。

  ただし、公図の保管情況がよい場合や、東北信のように公図に字名が記載してあって、土地台帳を閲覧して初番の地番別に「字名」を書き写す作業を必要としない場合は、経費はこの額の70%以下になり得る。

5 私は旧村数では、55%、内、市部では85%、経費的には30%まで作業を完了した。今後従来のように、市町村役場に外交的手腕で折衝することに限界を感じている。

  今後は市町村長の自主的・積極的「字境図」制作の意識に期待して作業を続行しようと思う。この市町村長の意欲啓蒙について、県、信濃毎日新聞社及び八十二文化財団の精神的支援を期待したい。

以上