土の中静かに 眠りにつく子供の様 温もりに包まれて 見えぬ空へ手を伸ばし

阻まれたその道を諦める事無く

ただ突き抜けその身を光の中へ踊らせて

 

咲かせようその花を 信じつづけて例え今は 辛く深い闇の中でも

君だけのその花を 抱きしめて歩いて行こう

蕾が開くまで・・・

 

儚く刹那に 咲いて散る花さえ その奥に包まれた 静かな想いを抱いて

道半ばで倒れても想いは受け継がれ

新しい花をこの地に遺して行くのでしょう

 

咲かせようその花を 空の雫その身に受け 明日への力に変えて

君だけのその花が いつかきっとその花びらを

開く時来るから

例え儚く散り行く 運命だとしても・・・

 

咲かせようその花を 君の描くその花に 姿変えるように

咲き誇れ花よ 開かれた花弁は

もう閉じることは無い

散り行く運命の花よ 華やかに・・・ 安らかに・・・

静かに眠れ・・・

 

コメント

 作品の時期的には最近の部類に入るもの、ご多分に漏れず、花=弱い、儚い、というイメージにとらわ
れた作品(笑)、リアリズムを追求するのではなく自分の感性というものを色濃く出してみよう、と思って書
きました。花=理想、夢であり、花=自分自身という設定です。自分の理想が、夢が儚いものだとしても、
自分の命がほんの小さなものでしか無いとしても、その存在には確かに意味がある、それに向かっていく
事に確かに意味があることを訴えるような作品。

 

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