平成御近所偉人伝
このコーナーでは私が今までに出会ってきた
「こいつ!?できるっ!」と感じた人達を皆様にご紹介するコーナーです
ネタがネタだけにいつまでもつかわかりませんが
楽しんでいただけたら幸いです
FileNo.01 H・K(仮名)22歳
彼は私の友人の中でも古参に入る部類で、小学校の3年生頃から私が専門学校1年目まで付き合っていた友人でした。彼の家は私の家から自転車で約15分程の距離で互いによく家に遊びに行ったりしていました。彼は優しい青年でした、背がさほど大きくなく、異様に小さい手のひら、笑うと老人のようになる顔、そういった事を差し引いてもいい友人でした、私が入院し、病院で暇をもて余している時によく見舞いに来てお菓子やら漫画やらを置いて行ってくれました。しかし私が退院した翌春、専門学校入学時1年目に彼は本性を表しました。そう、彼は偽善者だったのです…。
その年の6月、予想以上に厳しい定期試験(うちの学校は本試験を落とすと再試験を受けるのに2000円かかる。)に私も追い込まれながら「2000円は洒落にならん!」と試験勉強に邁進しておりました、そんな時、必ず1時間超の小休止が私の日課になっていました。理由は彼の電話です、その頃私はPHSを解約し、携帯も持っていない状態でした、従い電話がかかってくるのは必然的に家庭の電話、廊下に置かれている電話で立ちながら1時間程度話しているのはいかに話し好きな私でも限界がありました、しかも勉強中断して・・・。このような事から私はノイローゼ気味になり受話器を外しっ放しにしておくなどの荒技を使用するようになりました、しかし、ふと気付いてしまったのです、「何で俺がこんな苦労しなきゃなんねえんだ!?」そしてその次の電話でした、赤点続きでヘコミ気味の私は彼に言いました、「なあ、もうやめてくれよ、この時間帯に電話かけてくんの、俺今テストで忙しいんだよ」それに対して彼はどうやらPHSを耳に当てて肩で挟みながらゲームをしていたらしく、こう言いました。
「ちょっとぐらいいじゃん、俺たち親友だろう?」
プツン!
私の中で何かがはじけ飛びました、ええ、飛びますとも。私はまさしく激昂し、彼に罵声を浴びせました、そして私は彼と縁を切ることを決意しました。
その後1年と半年の間、私との彼との共通の友人から私は彼が「今謝れば許してやる」って言ってるぞ、という話を何度も聞かされました、無論こちらにそんな気は毛頭なく、私はその友人に逆に忠告しました。「早いうちに手を切って俺は正解だったと思っている、あいつと付き合ってる頃から見て俺はだいぶ変わったろう?」その言葉の通り私は彼と手を切ってノイローゼも治り、心身ともに健康な日々を送っていました。そしてH・Kに試練が降りかかりました、私は共通の友人達に促したのではないのですが、彼の最も仲の良い友人3名のうち1名が彼と完全に縁を切りました、そして残る二人も表面上の付き合いをする程度になりました。話を聞くと僕が切ってからは彼は危険な方向へ走った様子で、初対面の人、知人誰彼かまわず上目遣いに「見る」、知人を親友に「仕立て上げる」電話が履歴に「20件以上」入っている等の行為で周囲からも避けられているという話です・・・、今では女に飢えて私と共通の友人に「女紹して〜」と頼んでるようですが勿論得意の「見る!」が炸裂して相手から気味悪がられ、紹介する側の友人からも「アイツは他人に紹介できるような人間じゃない…」と酷評される始末・・・。対人関係って大事ですよねえ。そんな状態でもまだ自分は人気者だと思える彼に私は記念すべき「偉人伝」の第1回目の栄誉(不名誉)を与えたいと思います。そして一言。
世の中は貴様を中心にして回っているのではない
お粗末さまでした。