あたしの心はキタナイよ


何を望むの?

どうして欲しいの?

どこに行けばいいの?

今はどこにいればいいの?

したい事もない

欲しいものもない

だからって「どうして生まれてきたのか」と問う気もない


今まで会った人のほとんどがあたしの事を

「幸せになれる人だ」と言った


何を見てそう思ったの?

アナタガシアワセニシテクレルノ?


「笑顔だよ」

誰かが答えた


騙されてるね

みんな騙されてる


裸のあたしを見て

あたしの裸の心を見て


何もないのに


誰も気付かない


あたしは透明なの?

みんな

あたしが見えてない


あたしの言葉は

あたしの本心じゃない


あたしの笑顔は

その場限り


あたしの身体には

何の意味もない


あたしがどこで何をしてても

誰にも理解されることはない


人といる時

不快じゃないけど疲れる

一人になった時

消えてしまいたいと強く願う


何の前触れもなく寂しくなり

次の瞬間

満たされてる


あたしを愛した人は

あたしの作り出した「あたし」を愛して

惑わされる



困惑の表情はキライ

だからあたしは「あたし」を演じ続ける


それでも「あたし」はあたしの一部


どっちも壊せない


そして自分を壊す

食欲と性欲と睡眠は確かにあたしを楽にしてくれる


全てそれが満たされた時

凄まじい虚無感に襲われる

それらが永遠に続く事はないから

何か食べても

苦しくなればそれで終わり

誰かと寝ても

達してしまえば終わり

心地よく眠れても

ずっと眠り続けることは不可能


生きてる限り


あたしは・・・

暇つぶしに生きてる?


誰かを満足させる事は

あたしにとって簡単


なのに自分を満足させる事ができない

「幸せになれる」

なんでそう言うの


こんなんじゃ幸せになれる訳がない

幸せと感じる心が

あたしには欠けてるのに


みんな

あたしの何を知ってるの?


タスケテヨ