◇フィリピンの恋愛事情
私がフィリピンに滞在している間に2月14日のバレンタインデーがありました。日本では女性がチョコレートを持って唯一堂々と告白できる日(?!)ですがフィリピンではどうなのでしょう。教会の同年代の女性達とこの国のバレンタインデーとフィリピンの恋愛事情について聞きました。
驚くこと無かれ、フィリピンの女性は恋愛に関してとても控えめなのです。ですから、バレンタインデーに女性が男性にチョコレートをあげるなんていうのは以ての外!!まず、どんなに好きな人がいても絶対に自分から好きだとは言いません。男の人に自分が好きであることを知られたら、利用されるかもしれないからです。どんなに好きでも”あなたのことなんてぜーんぜん好きじゃありませーん”という態度をとり、誘われても何度も断ります。男の人は断られても何度も何度もアプローチします(”コーチング”という)。要はそれを繰り返しながら、女性は相手の男性が本当に自分を愛しているか、また彼が運命の人かどうかをテストするのです。フィリピンは離婚ができないので、結婚は一生もの。それだけに慎重になるのでしょうね。
彼女達に、「もし好きな人ができたらどうするの?どうやってきっかけを作るの?」と聞くと、「ただひたすら神様に”神様、私が彼のことを好きだって彼に伝えてください!”って祈り続けるの。女性から動くのははしたないこと。お母さんに怒られるわ!」とのこと。なんて純粋なのでしょう。「友達に好きな人をとられそうになったらどうするの?」「ただ泣くしかない」
ひぇ〜 話を聞いているだけで辛くて胸が詰まってくる。
「もし好きな人に誘われて、断って、断って、諦められちゃったらどーするの?」「しょうがない。縁が無かったんだ。」ひょえぇぇ〜!!辛すぎる。。
私も個人的に、好きな人ができても”告白”なんて恐ろしいことはできませんが、それでも好きなので会える時間を何とか増やそうと努力しますねぇ。それでないときっかけも生まれないし、なにより自分を知ってもらえないですからね。
それに逆に本当にいやな相手が誘ってきた場合どうするのでしょうね。彼はフィリピン文化で女性が拒んでもひたすらアプローチし続けるのでしょうか。日本ならストーカー扱いされそうですよね。^^;
それでは、ここで私のホストファミリーのお姉さんとお兄さんから聞いた二人の恋愛時代の話をご紹介しましょう。
HELENとNANIはモンタルバンの教会の若者の集まりで知り合いました。HELENはNANIを一目見たときから恋に落ちました。二人はいつも教会の活動に積極的に参加し、二人で聖書朗読の担当をすることもあったそうです。
一緒に教会の活動をしているうちにNANIはHELENに惹かれ、彼女をデートに誘いました。でも何度誘っても彼女から断られたそうです。たとえOKをもらって約束の場所で待っていたのに現れなかったりもしたそうです。そんなことから、NANIは彼女は自分のことを好きじゃないのではと思ったけれど、彼の中で結婚するならHELENしかいないという強い思いがあってめげずにがんばったそうです。その間、ATE
HELENはどうだったのか。本人に直撃して当時のことを聞くと、いつもNANIの誘いに泣く泣く断っていたそうです。すぐについていけば軽い女性だと思われる。はしたない。運命の人であれば必ず一緒になれると信じていたと。
そうしていくうちに二人の距離は少しずつ縮まりコーチングから4年後、NANIはHELENにプロポーズしました。そのとき、彼女は嬉しくて思わす”わぁーっ”と泣き出したそうです。それまで大好きなのに好きだといえず、ずっと彼のプロポーズを待っていたのですから。。。そして二人はめでたくゴールイン。今では3人の子供に恵まれ幸せに暮らしています。
大大恋愛ですね。というか、そんなに苦しまなくても。。と思うほどの話ですよね。でもそのプロセスがあったからこそ、彼らは強い愛と信頼で結ばれているのかもしれません。 あー、でも私はフィリピン流の恋愛は絶対無理ですぁ〜。
◇フィリピン男性の愛の表現
フィリピンの男性は女性にアポローチ(コーチング)をするとき、詩を書いたり、歌を作って贈ったりするそうです。かなり甘ーい、ロマンチストです。
◇男の本音
フィリピン人の男の子に女性から告白することについてどう思うかと聞いたところ、絶対にイヤだという回答をもらいました。自分から好きだと言う積極的な女性には魅かれないようです。でも男の人は好きに女性を選べて良いけれど、待つだけの女性は辛いですよねぇ〜。
◇キューピットは危険
フィリピンでは本人から気持ちを直接聞くことが難しい場合、友達を介して聞き出したりするらしいですが、それをすると、よくその友達と自分の好きな人がくっつくケースが多いらしい。KUYA NANIはそれを恐れて友達にも相談することなくがんばったらしい。
◇最近のちょっと進んだ女性
最近のマニラ市内に住む進んだ女性は自分からアプローチするなど積極的らしい。
◇離婚はできる?できない?
離婚はできない。。というけれど、お金のある芸能人などは離婚できるみたいですね。一般の人の場合、やむを得ない場合、書類上は前の夫婦のままで実質離婚、再婚しているケースはあるようです。
※カトリックは原則、離婚を認めていません。ですから85%がカトリックのフィリピンでは結婚時に離婚は前提に無いのです!
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