SMSFでの活動を通して


6ヶ月彼らと関わって、私自身多くのことを学ばせていただきました。今一番感じていることは、”彼らにもっと学ぶチャンスを与えてあげたい”、”学ぶことの楽しさを伝えたい”ということです。日本にもいろんな子供がいるようにフィリピンにもいろんな子供がいて、一概に「フィリピンの子供は。。」という言い方は適切でないと思いますが、わたしが出会ったSMSFの子供に関しては非常に積極的に熱心に学びたい!という意欲を持った子が沢山います。しかし、現実は、学びたいと思っても家族の働き手となるために学校を中退せざるを得ない子供や、学校にいっても教材を買う事が出来ないため学校に行き辛くなって中退する子がいるのです。また、4月、5月の子供たちの嬉しい夏休みは彼らにとって家族の働き手となる大切な期間になり、SMSFの活動に参加できない子供が多くいます。何人かの子供は、「ATE SAIKOの授業に出たいけれど働かなくてはいけないから参加できないの。。でもこれるときは一日でも来てもいいですか?」「もちろんOKだよ。途中からでも時間ができたらいつでもいらっしゃい。こんな会話をしながら、やはり彼女達が働き手としての役割が優先していることは残念でした。しかし、生きていくため、家族の一員として働くことはとても大切なことです。ですから、こういった子供達の抱える状況の中で私達がどのように彼らを導いていくことができるか、またどのようにSMSFの活動(学ぶこと)に興味を持ってもらうかを考えていくことが大切だと思われます。それには両親の理解、説得も重要な課題になってくると思います。

私たちは幼稚園から当たり前のように様々な科目を学んできました。”これを勉強して将来生きていく為に本当に必要なの?”なんてよく思ったものですが、どれも子供の成長の為に大切なものでした。今のフィリピンの教育事情はどうしてもアルファベットを書く事、計算する事を重視され、図工や音楽といった情操教育が二の次とされています。私達が当たり前のように受けてきた教育はフィリピンでは当たり前でないのです。このフィリピン教育事情において子供の情緒を育てる教育というのは今後の大きな課題です。

ハロハロ会の寄付はこのSMSFで活動する多くの子供たちのために役立てられています。一人でも多くの子供が必要な教育を受けることができるよう、これからもご支援よろしくお願いいたします。