SMSF(聖マグダレナ・ソフィア基金)

◇SMSFの概要
SMSFは聖心会を本部として設立された基金です。モンタルバンの地域に住む貧しい子供たちを対象に活動しています。現在は主に「奨学金プロジェクト」「豚飼育プロジェクト(奨学金)」「ヘルスケアープログラム」「数学指導プログラム」を行っています。

◇ハロハロ会からの寄付金はどのようなことに使われているのでしょう。
ハロハロ会からの寄付金は主に”SMSFユースの奨学金”、また12月のクリスマス会”、”5月の聖マグダレナソフィアの祝日に開催されるSMSF DAYなどの”特別な集まりに必要な資金”に使れています。わたしが滞在していた間に開催された03年5月のSMSF DAYの実績では、SMSFの活動に参加した子供たち約130人に対して学校で必要な文具(ノート、エンピツ、定規、消しゴム)などが贈られました。6月からの新学期用にと考えられた贈り物でした。また、SMSFの活動に積極的に参加したユースにはさらにノートやペンケースが贈られました。夏休みにわたしの授業に参加した全出席者(PERFECT ATTENDANCE)の子供には図工クラスから絵の具とノート、音楽のクラスからは縦笛を贈りました。これらは全て皆さんの寄付があってこそ実現したものです。

◇奨学金プロジェクトとは
奨学生であるSMSFユースはSMSFの定期活動に参加し、低学年の子供達の指導を行いながら、それぞれの活動時間に対して手当てを奨学金として支給されています。

この「奨学金」は彼らが引き続き学校に通うための大切なお金です。勉強したくても家族の働き手とならなくてはいけない子供や授業で必要な教材を買うお金が無いために学校に行き辛くなって途中退学するする子供たちがたくさんいます。その子供達にとって、SMSFの活動に参加し、ユースとして必要なトレーニングを受けることができるだけでなく、学校に通うための奨学金を受けることができるのは非常に大きな助けとなります。

◇豚飼育プロジェクトとは
 このプロジェクトは子豚を育て、それを売った収益金を奨学金として支給するプログラムです。そのため、このプログラムに参加するためには、豚を飼育するスペースが必要です。SMSFから子豚を3匹買い与えます。そしてこの豚飼育プロジェクトの奨学生は豚が成長するまで世話をします。マーケットで売り物にならない古い野菜を安くで買い取り、えさとして与えます。売りに出せるぐらい豚が成育したら、担当スタッフ(Sr.SOFIE)とと共に売りに行きます。この時、直接お金は彼らの手元に入らず、一旦SMSF豚飼育プロジェクト事務局で管理し、必要な学費等をカバーできるよう奨学金として支給します。これは奨学生がこのプロジェクトの目的である”学費”に対してこのお金を使うよう管理する目的があります

現在、エルデ(大学生)とラニーの息子(大学生)の二人がこのプロジェクトに参加しています。エルデは2003年6月に成育した豚を売り、餌代などを差し引いても2003年前期の大学の学費とサマースクール(夏休み期間中のクラス)の学費をカバーするだけのお金を得ることができました。大成功です!

ただ、残念なのは、豚を飼育できるスペースのある子供は大学への道がありますが、場所が無ければ大学にいけないいうことです。スペースの無い進学を希望する子供に対しての奨学金も考えていかなくてはと思われます。


◇ヘルスケアープロジェクトとは
 Sr.Sofie(看護婦)を中心に地域にすむ人たちの健康管理を定期的に行うプロジェクトです。このプロジェクトを担当するSMSFユースは血圧のはかり方、アドバイスの仕方をトレー
ニングされています。また、伝染病についての勉強会を地域に赴いて行い、病気に関する正しい知識と対処法を教えます。

◇数学指導プロジェクトとは
 Sr.AMY(数学教師)を中心に地域の子供達の数学の指導を定期的に行うプロジェクトです。

実施時期(実績):2002年12月〜2003年3月 毎週日曜日12:30〜14:30
教師:Sr.Amy(元数学教師), Sr.Stella, LEO(SMSFユース大学生)LYLA(SMSFユース大学生)SAIKO
対象:小学4年生〜6年生、高校生、 
※小学校3年生以下はSr.AMYの指導要領に基づいてトレーニングされたSMSFユースが地域に赴いて定期的に教えている。

私がお手伝いしていたときには、子供の数、レベルに対して教師の数が少ないため、一つのクラスで複数のレベルを指導している状態で非常に大変でした。


◇定期イベント(実績)
12月15日クリスマスパーティ、
 5月24日SMSF DAY

これは単なる季節のお祝いイベントではなく、SMSFユースにとって自分達のやっていることを互いに認め合い、また、評価される場です。また、普段参加していない地域の貧しい子供
達も招待して、SMSFの活動を知ってもらい、参加を促す絶好のチャンスでもあるのです。彼らが自分達がやっていることが良いことであることを認めてもらえること、そして評価されることは大きな活動のエネルギーになっています。

これらSMSFの活動は皆さんの寄付によって支えられています。今後ともよろしくお願いいたします。