vol.3
ーrest in peaceー
hayatoです。
夕方、グランドゼロを訪れた。 グランドゼロを囲むビルに普段は見られない大きな星条旗が掲げてある。
”NEVER FORGET”と書かれた横断幕には、犠牲者の氏名が書かれていて、 知人だろうか、ご家族なのだろうか必死で氏名を探すおじさんがいた。
グランドゼロは現在、新ビル開発中のため、柵で囲まれている。 周辺のいたるところには、花束や、大きな花輪、キャンドルが置かれていて みんなの鎮魂の想いを肌で感じることができる。
かつて二つの巨大なビルディングがあったと思われるところを見つめながら涙してい る女性や、 地面に座り込んで、故人の写真に語りかけている男性がいたりした。
鉄骨で作られた大きな十字架のすぐ近くでは、
若い人達が、犠牲者一人一人のエピソードが綴られた本を順番に朗読している。
小さな黒人の女の子から、お年寄りまでさまざまな年齢、
さまざまな人種の人達の輪がそこにはできていた。
思わず涙ぐむ女性の姿も見て取れた。
ふとグランドゼロの正面にあるビルの前を見ると、
多くの人がビル前の階段に座り込み、グランドゼロを見ながら故人を懐かしんでいる
ようだった。
そこには白人も黒人もラティーノも、中国人も、いろんな国の人がグランドゼロを眺
めてた。
誰にとっても大切な誰かがいなくなってしまうのは辛いことなんだよね。
鉄骨で組まれた十字架を見ながら、ぼ〜っと”平和ってなんだろな?”なんて考えさ せられ、 切なくなった一日だった。
「あなたは今、大切な誰かとたくさんの時間を共有できてますか?」
もし、できていないなら、グランドゼロに来てみてください。きっと何か感じるか
ら。
hayato
09/11/2003

