ここは、もう一つの空間
私が、ふと感じたことを、私の言葉で綴っています
もしかして、私が綴る言葉の原点を知る近道かも・・・



昔の記憶がよみがえることかあります。


先日、テレビで懐かしいビートルズの特集をしていました
そう、ビートルズは懐かしい曲に当たるのかもしれません
私たちも全盛期の感動とは違うもしれませんが
色々な感情を持って、その偉大さを受け入れています

そして、ビートルズの曲は、
なぜか私にかつての記憶を呼び起こしてくれます
そう、あれは私が大学生の頃・・・

あこがれの古都、京都で大学生になった私
にもかかわらず類に漏れず合コンとやらに憧れ
友達のつながりで
彼の高校時代の同級生の女性たちと
合コンをすることになった

こちらは2人
相手も2人・・・のはずが
来たのは1人だけ
それも仕方なく来たって感じ・・・
まあ、お茶でも飲んで、雑談して帰ろうか・・・と喫茶店へ

最初はたわいのない話しだったのが、
いつしか政治や社会問題など真面目な話題になってしまった
それは、大学生になり、初めて親元から離れた彼女
学生寮に入ったのはいいのだが、その寮は、
かつて学生運動の激しかった頃の名残を残したところ
いつしか社会を敵対的に見る仲間達の考え方に染まっていらしい
そして、そんな批判する発言が次から次へと・・・
最初はしっかりした考えを持つ女性と感じていたが、
何とはなしに、少し偏っている部分もあるのではと感じ始めた

でも、私たちも真剣に色々考えていた頃
彼女に、社会の変革、学生のあり方、そして現実の社会について
色々と話し合った
いくつかの質問からは激しい議論になったりもしたが
所詮、結論が出ないことばかり
場の雰囲気は、もう皆が疲れ、これくらいにしようと
互いに訴えている雰囲気・・・
彼女も疲れだしたのだと思うが、むやみに反発しだした
そんなことを見ていて、私は思わず
「社会を大切にする前に、自分を大切にしろよ」と叫んでしまった
彼女は急に驚いた感じを見せたが
涙目を見せながら店を出ていってしまった
その後は重苦しい雰囲気・・・

喫茶店を出て、友達と別れ、私は一人鴨川沿いを歩いた
初夏の鴨川沿い、いくつものカップルも見られたが
ただ、下を向きながら
彼女を傷つけたのだろうか・・・と考えながら歩き続けた

数日後、友達から彼女からの伝言を聞いた
「寮を出るんだって、それとありかとうって言ったよ」と
その後、二度と彼女には会わなかったが
あの鴨川沿いに歩いたこと
小さな想い出として残っている

そうそう、なぜ、ビートルズの曲で思い出しかということ
それは、3人が入った喫茶店では、ビートルズの曲が
ずっと流れていたからです

社会の矛盾・・・何て、偉そうな意見も言っていた私
でも、それは自分の世界だけで主張していたこと
誰にもできて、誰をも感動させない
それより、自分と違う人と真剣に話すことで
いや、真剣に一人の人のことを理解し、考えようとすることで
人間として、もっと大切なことを得られるのではないか
もっと、生きていく意味を感じられるのではないか
彼女を通じて、私はとても大切なものを教えられた

そんなあの頃を
ふとしたメロディが思い出させた・・・



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