ミラノに関するトピックスをピックアップ
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いよいよ始まるイースターホリデー
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一年で最初のヴァカンスのための「民族大移動」が始まる。調査によれば11日の午後にもおよそ30万人が ミラノを出発し、海や山へ出かける。学校は11日から18日までイースターホリデーに入り、ミラノとその近郊の 学童、生徒およそ50万人がまる一週間のヴァカンスを楽しむ。 海外脱出組の人気ベストスリーは、パリ、プラハ、ウィーン。ミラノっ子がもっとも敬遠した都市は、口蹄疫が騒がれているロンドン。が、旅行先は国内組のほうが多く、人気スポットは、ヴァル・ダオスタやトレンティーノの山と、リグーリア、シチリア、サルデーニャの海だ。多くの社会人は週末を絡めた短い休暇で、17日の火曜にはオフィスに戻る。一方ミラノ市では、12日にドゥオモでイースターのミサが行われる。 |
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図書館員の求人募集、定員39人に1800人が詰め掛ける
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ミラノ郊外、アッサーゴのコンサートホール、Filaforumに若者達が押し寄せた。中には赤ちゃんを伴ったお母さんの姿もある。だがこの若者達の目的は、ロックコンサートではなく、ミラノが募集している図書館員の 採用試験の一時選考試験であった。ミラノが図書館員の公募をするのは実に11年ぶりのこと。全応募者5800人をふるいにかける、一般常識や図書館の歴史などについての予備選考試験がすでに行われた。予備選考試験をパスした今回の1800人が、さらに400人に絞り込まれ、夏までに39の定員に食い込むための最終選考試験が行われる。 |
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不法滞在者のための偽装結婚を仕組む犯罪集団の影
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ある精神異常者が、「花婿を演じる」代わりに報酬を与える、と言葉巧みに言い寄られた。彼もまた、コンコルディア通りにある修道士の食堂*や、オルトレス通りの貧しい人のための施設**の前で「リクルート」された一人であった。一旦は話を受け入れたものの、よくよく考えて「倫理的に間違っている」ことに気づき、警察に通報した。彼の行動によって、これまでささやかれてはいたものの、誰もはっきりと表立って言わなかった「偽装結婚」問題に対する調査がはじまった。パレストロ通りの市役所での結婚式に、いつも同じ介添人が参加するのをミラノ市はすでに不信に思っており、その人物についての調査はすでに開始されている。 警察の移民局にある婚姻登録を調べたところ、イタリア人男性と南米またはアルバニア人の女性のカップルで明らかに偽装結婚だとわかるものが少なくとも24組(未遂2組)あることがわかった。花嫁は仲介業者に「フルパッケージ」(持参金のほか衣装、指輪、軽食などが含まれる)の代金として、2000万リラ(120万円相当)を振り込み、のんきなイタリア人花婿には2百万から8百万リラ(12万から48万円相当)の報酬が入る。イタリア人と結婚すると、滞在許可証を申請、更新が出来るだけでなく、6ヶ月後にはイタリア国籍も手に入る。婚姻 書類の取り消しはすでに開始されているが、ミラノとその近郊ですでにとりおこなわれた「偽装結婚」の取り消し については、法律上矛盾が生じる。というのは、民法上では、結婚が有効かどうか、不服の申し立てが出来るのは、夫婦のうちのどちらかのみなのである。1999年の秋から移民局で調査を行った結果、今回の犯罪集団との関連がないものも含めて偽装結婚ではないかとみられるケースがほかにも96件発見されている。 |
*食事を支給してもらえる施設
**寝るところがない貧しい人々のための救済施設