■ 観 戦 記 ■


新 日 本 プ ロ レ ス

猪木イズムBIG FIGHT SERIES 2002


4月22日(月):博多スターレーン


(午後6時30分試合開始)




4/22(月)福岡・博多スターレーン (18:30)
観衆2,000人(満員)


久しぶりの新日観戦。今回は2002.5.2東京ドーム大会前の
シリーズとあって選手たちも気合いが入っていた。
会場の博多スターレンも観客の出足こそ悪かったものの
いざフタを開けてみるとフルハウスとまではいかないが、まずまずの入り。
かつて西の聖地博多スターレーンを征する団体は
業界全体を征するとまで言われたほどに博多のファンは
プロレス&格闘技の観戦に対してシビアと言われる。
がしかし、この日は試合内容も会場全体のムードも
実にいい感じだった。今年に入って暗い話題が多かった
新日にやっと明るい日差が差しかかった感じがする。
正直言って今回の新日観戦の目的はズバリ
RICK STEINERだけだった34度も来日してるのに
2回しか試合を見たことがなかった俺としては今回を
見逃すと次回はいつ見れるかわからないぞって焦りから足を運んだんだが
日本人選手たちの気迫と気合いに再確認させられる羽目になってしまった。
そんな博多大会をレポートしてみた。


      

(左) 会場の博多スターレン

(中) BIG FIGHT SERIES 2002のポスター
帰り際には全部無くなってました。

(右2枚) 博多スターレンの入り口って狭いんですよねぇ〜
いつもこんな感じで並んでます。 

      

(左) 2002.5.2東京ドームで新日本プロレス創立30周年記念
「闘魂記念日」が開催される。
プロモーションビデオもかなり気合いが入ってて、
懐かしの映像オンパレードでついつい見入ってしまった。
 
(中) グッツ売り場はTシャツ目的の客よりパンフレット買いの客の方が多いよ
その日の対戦カードをスタンプで押してくれるから観戦記念になる。
 
(左) ブラックタイガーの着用済みマスク
テクニコ(正統派)ファンは興味ナッシングかもしれないが
ルード(悪役)ファンにしてみればヨダレ物。
買うか買うまいかマヂ悩んだっすよ〜

   

(左) 空席もチラホラ目立つが会場のスタンバイも整った。
さぁ〜いよいよゴングだぞ!!
 
(右) 田中リングアナ(ケロ)が東京ドーム大会宣伝を長々と喋ってる。
もういいから早く試合見せてよ〜(泣)

<第1試合>

15分1本勝負
○後藤(5分49秒、体固め)×ウルフ
※バックドロップから

      

   

新日本の第一試合はマニアいわく「どの団体より凄い」と定評がある
かつては高田VS山崎や前田VSJ.高野なんかも前座の歴史を築いてきた
82年に入門した後藤に対し去年入門したウルフはただガムシャラにぶつかって行く
そこには大技などは存在しない
基本と言われる関節技や受身などを中心としたストロングスタイルだ。
最後は後藤のバックドロップでガッチリピンフォール


<第2試合>

15分1本勝負
田中、△サムライ(時間切れ引き分け)成瀬、△垣原

   

      

      

   

この4選手の中で新日入門からの生え抜き選手と言えばサムライだけだ
田中はバトラーツから垣原は全日から成瀬はリングスからと移籍組みの選手ばかりなのだ。
しかも3選手はU系出身。
サムライはルチャを取り入れたストロングスタイルと、はたしてどんな試合になるのかと疑問に思っていたが
ゴングがなると同時にサブミッションや空中戦をうまくミックスしていてスピーディーな展開に唖然とした
しかし!!辛口評論を言わせてもらうと成瀬!!お前は輝いてない!!
ファッションばっか気を使ってて何がやりたいのかはっきりしない
間の悪さや受身の下手さばかりが目立つ
そんなんじゃ前田が泣くぞ!!
やはり、リングススピリットを持ってるのは坂田だけなのか?
山ノリも期待できないし。。
<第3試合>

20分1本勝負
○デバイン(5分47秒、体固め)×ヒロ
※Wアーム・スクリュー・スープレックスから


      

       

ヒロ斉藤と言えば81年にメキシコ→カナダに遠征して
84年に新日マットに帰国するまでタイガーマスクの正体は
佐山じゃなく斉藤弘幸なんじゃないか?と疑惑があった男
まぁ今の新日の中では職人的存在なんだけど技がシブイ!!
何故かセントーンって技に入ろうとすると場内が爆笑になっちゃう
デバインはドンフライの直弟子と聞いてたので、
もうちょっと激しく荒らしい奴かと思いきや
レスリングの基礎もシッカリ出来るこれからが楽しみな選手。
無理にアルティメット系の戦いかたしなくても良いんじゃないかなぁ〜
純プロで行けばWWFあたりでも十分行けそう。

<第4試合>

20分1本勝負
ライガー、○シェイン(12分30秒、横入り式エビ固め)×金本、ブラック



   


      

      

   

ライガーは奥さんと子供さんも見に来てたとあってかなり気合いが入ってた(笑)
それにしても今回の問題は謎の外人レスラー、シェインである
シェインはWWF→WWC→IWAと経歴を持つ9年選手だ
しかもリングインすると同時にあのポーズ??
そう、サブーのポーズと一緒じゃないか
「なんだ?この外人?モノマネ侍なんじゃねーか?」と
ナメテタが試合がはじまると「凄い!!見くびってた!!」
IWA世界ヘビー級チャンピオン3度
同ハードコアーチャンピオンも2度君臨してるだけはある。
IWAとはプエルトリコを主戦場にしておりプロレスと言うより喧嘩に近いファイトスタイルが多いだけに
不器用な選手が多いんじゃないかと言う観念が俺の頭から一気に消えた
しかもEMLL所属のブラックタイガーとの絡みが見事であった
このタックマッチで会場はイッキにヒート!!
いつも博多大会ライガー絡みの試合は盛り上がる。
今回もライガー博多伝説は間違い無かった!!
それにしても最近、金本は落ち着いちゃったなぁ〜
3年前後楽園ホールで見たサムライとのバチバチファィトしてる頃の金本は、かっこよかったのに。
<第5試合>

20分1本勝負
○シン(3分43秒、片エビ固め)×西村
※チョークスラムから

      

   

      

「青コーナーよりジャイアント・シン選手の入場です!!」
場内からは「ウォー」と驚きの声?溜息?
とにかくデカイ!!
230cm/200kgは博多スターレーンの天井まで届きそうだ(大げさではない)
こんなに大きい選手を生で見るのはアンドレ以来だ
まぁ試合はチョークスラムでシンが勝ったんだけどあれはただのチョークスラムじゃないね
超が付かなきゃいけないでしょ!!
でもね、アンドレみたく愛敬があれば売れるのになぁ〜なんて思っちゃうんですよ。

<第6試合>

30分1本勝負
蝶野、○天山( 15分53秒、体固め)安田、×吉江
※TTDから

      

(左) 天山&蝶野組の入場だぁ〜

(中) いつものごとくコーナーポストに上がってのアピール

(右) 蝶野も威風堂々の入場



      

   

      

蝶野も現場責任者に任命されて大変忙しい時期とは思う。
しかし第1試合からメインの試合まで客席後方でしっかり試合内容をチェックしてる姿をみると
マッチメーカーとしての自覚の表れだろうと思った。
試合内容としては天山の勢いに吉江&安田組は終始やられっぱなしだった
特に小島が新日を離脱してからの天山は良い方向に変身したと思う。
まさに今の天山は飛ぶ鳥を落とす勢いだ
それにしても吉江。
彼は何とかならないものだろうか?
どう考えても今後は小原的な役割になってくるのは目に見えてわかる。
しかも海外遠征中の真壁伸也が帰国してくるとキャラがかぶるんでは?とファンの方が心配してる。





試合後、控え室に引き上げる蝶野
三沢戦がノーテレビになると聞いて少し残念だけど絶対勝ってほしい!!


<第7試合>

IWGP Jr. タッグ選手権試合・60分1本勝負
○邪道、外道(20分16秒、クロス・フェイス・オブ・JADO)×井上、柴田
※邪道・外道が6度目の防衛に成功


      

   

      

   

   

      

何とも博多スターレンでタイトル戦とは似合わないでしょ?
まぁこの試合の見所は何と言っても柴田&井上の成長ってとこですかね。
今月の初めにEMLLに出場して、翌日にはルチャの聖地アレナメヒコのメインに大抜てきされた
と言う情報を聞かされた日にゃ〜どんな感じに変身したのかが気になりますよ。
なんたって伝統を重んじるメキシコで初登場の外国人選手が大会場のメインに名を連ねるのは
異例中の異例そのものなんだからね。
試合の流れはこれまた予想とは全然違う展開に。
前シリーズで「好き勝手やってやる」宣言した柴田&井上はとにかく元気が良い
今の2人はまさに怖いものなし。若さにまかせたイケイケ状態で
突っ走っているのが良い形でリング上で出てる。
結果敗れはしたもののこれからのジュニアの展開がますます面白くなってきそうな感じがする。





試合に負けて荒れまくってた2人
この後控え室のドアを蹴り壊してしまった(笑)


<第8試合>

30分1本勝負
○佐々木、リック( 11分53秒、体固め)×永田、中西
※ノーザンライトボムから


      

      

      

      

      

      

      

      

さぁ〜いよいよ今夜のメインイベントリックスタイナーの登場だ!!!
今回の博多スターレン大会に来た目的がリックの試合を見ることだったから興奮しまくってる。
ただ残念なことは弟のスコットスタイナーとの来日だったら数倍嬉しかったんだけど。。。
リックのアメリカでのプロレス経歴は89年にNWA
93年よりWWF96年にはWCWに復帰という超エリートコースを歩んできている。
まぁ、俺がバリバリのリックファンになったのは後半の96年以降だ。
WCWが倒産する前なんかUFCなんかで有名なタンク・アボットと
コンビを組んでたこともあって凄腕レスラー間違い無しって感じだね!!
96年より前は、ベタだけどバリバリのハルカ・マニアだった。
んな感じで試合のリポートなんだけどハッキリ言って全然見てなかった!!
何でって?それは試合そっちのけでリックばかり見てたからである。ゴメンナサイ。


      

新日本プロレス博多スターレン大会も無事終了!!
時刻はPM9:30試合開始がPM7:00だったから2時間半も会場に居たことになるが
時間を感じさせないくらいスピーディーで中身が濃い大会だった。
満足である。
この後、箱崎八幡宮前にある屋台「花山」で日本酒と焼き鳥で1人余韻にひたっていた。
こんな良い試合を見た後は馬鹿騒ぎするのではなく、
ジックリ1人で飲むからこそ思い出になるのである。