2004.2月上旬
 

2月1日



【親子ゴリラ】



2月2日




『アンチ・シンデレラストーリー』なわけです。




O.ヘンリー著【賢者の贈り物】という話があるわけです。

話の概要はといいますと、こんな感じです。


あるところに非常に愛し合ってはいますが、貧しい夫妻がおりまして。

クリスマスに妻と夫はそれぞれプレゼントを贈りたいと

思っていたのですが、なんせお金がない。

そこで、妻は自分の自慢の美しい金髪をばっさりと切って売り、

それで得たお金で夫の宝物である金時計のための鎖を買ったわけです。


夫は帰宅して、そんな髪を切った妻の姿を見てビックリ。

そしてプレゼントの時計の鎖を見て二度ビックリ。

なんと夫は夫で大切な金時計を売り払い、

妻の髪のために美しいクシを買ってきていたのです・・・





ええ話。ええ話なんです。



なんです。けど。




僕は、ついつい考えてしまうのです。

『妻がテンパだったらどうするのか?』と。






・・・何とかお金を作ろうとバッサリと髪を切る妻。天然パーマ。

うっかり切りすぎちゃって、なんだか天然パンチパーマに。

肝心の切り取った髪もくるっくる回っちゃってて売り物にならず。

途方に暮れる妻。一人むせび泣く妻。



・・・憎い・・・アタイはこの天然パーマが憎い・・・



低く漏れる嗚咽。




そこへ帰ってくる夫。妻を見て驚く。


妻が・・・妻がパンチパーマに!?


あまりの出来事に腰を抜かす夫。



・・・カラン・・・カラーン・・・



手元から落ちる、プレゼントの櫛。

その櫛に目をやる妻。そして思う。

”天然パーマのアタイに、クシ?!この髪が、クシなんて通すと思って?!”

妻の目に灯る、狂気の炎。

テンパへの憎しみは、いつしか夫への憎しみと摩り替わるのだった・・・・


【テンパの贈り物(←憎しみ)・完】







===追伸===






『シンデレラ』はシンデレラが美しかったからこそ、

『賢者の贈り物』は妻が美しい髪をもっていたからこそ、

あのような物語が成立するのです。



それと同じように、主人公がテンパだったからこそ

幸せになれる物語があっても良いのです。良いと思うのです。



・・・とりあえず、シンデレラがガラスの靴を残したように

ちぢれた毛を残していく、というのはどうでしょうか。


そこから始まる、LOVE・STORY・・・




なんてね?そんなの、あるわけないよね?(道端に髪の毛を置きながら)



2月3日




『世界天然パーマ協会(World Natural Curly hair Association)』なわけです。




通称・WNCAの、理事を務めているわけです。

ほとんどの方がご存知かと思いますので詳しい説明は省きますが

WNCAの主な活動目的の1つに、天然パーマの素晴らしさを

世間の方々にもっと知ってもらうということがあります。



その活動が先日、1つの実を結びました。







パフィー吉村由美&佐藤隆太がユニット結成

【ザ・テンパーズ】








・・・風が、時代の風が

テンパに吹いているのです。(けど、全くなびかないテンパ)






===追伸===





1つ、気がかりなのは。



このような活動(ザ・テンパーズ結成)があったことを

理事であるボクが全く知らなかったということです。



・・・まったく!WNCAの連絡系統は一体どうなっておるのだ?!

(たぶん、電話連絡網でうっかり飛ばされただけだと思います。)







当コワレメガネは、ザ・テンパーズを(心底)応援しております。

(ザ・テンパーズ公式HPになることを狙っております)

2月4日




『節分』なわけです。



昨日、節分だったわけです。

家の中にいる鬼に豆をあてて外に追い出すというこの行事・・・


この行事に関して、みなさんの心の片隅には

ある1つの疑問があるのではないかと思うのです。

その疑問とは、これ。



『豆で、鬼が追い払えるものなのか?』



そう、凶暴にして屈強なあの鬼たちが

たかが豆をぶつけられたくらいで逃げ出すものなのでしょうか?



そして、この疑問の答えは。



YES。です。

豆を投げつけられることは、彼ら(鬼)にとって間違いなく相当な苦痛なのです。

とはいっても、その理由というのは、彼らが豆が苦手なわけでも

ぶつけられるのが痛いということでもないのです。

ただ。彼らはただ唯一。



豆が髪の毛の中に入るのがイヤなのです。



彼らのもつ、あの癖の強い独特の髪型は

小豆程度の小さなものが入るとすっかり絡んじゃって、もう、全然、

とれやしない。とれやしないのです。

いや、ほんと。ほんと困るんよアレ。



ですから正直な話、撒くのは豆である必要は全くなく。

むしろ、小石とかのほうが圧倒的に効果的なのです。

特に・・・そう、小学校の校庭にあるような砂利ね。

運動会の後とかすごいから。

頭ん中。砂利だらけで。

家に帰ってシャンプーをすると出てくるわ出てくるわ。

頭からボッロボロと落ちてくる異物たち・・・


砂砂小石小石小石砂砂蟻・・・・蟻?!(実話)






===追伸===





そして節分の翌日である今日、

頭を豆だらけにして泣きじゃくっている鬼たちを集めて


『つらかったねぇ?ヒドイことするねぇ?』


と、声をかけながら一粒一粒絡まった豆をとってやるのが、

僕の毎年の仕事・・・。






2月5日




『お手軽13階段』なわけです。




足の小指を、強打したわけです。



テーブルの脚などに”ガツッ”とぶつけてから

あの猛烈な痛みがやってくるまでの0.5秒〜1秒ほどの空白の時間。

あの時間が






世の中で、一番、怖い。(子犬のようにちびりながら)









===追伸===





痛みがやってくるのをただただ待つしかないあの瞬間。

ちょっとだけ、刑の執行を待つ死刑囚の気持ちがわかる気がしたのです。





2月6日




『幸せの形』なわけです。



ビックマックを食べたわけです。


昨日の午後六時ごろ、バイトまで若干時間をもて余していた僕は

早めの夕食をとることにし、久しぶりにマクドナルドに入ったわけです。

僕はそこで初めて知ったのですが、マクドナルドはキャンペーン中で

通常600円もするビックマックのセットがなんとたったの390円。


うっわー安い。こーれーはー安い。(安っぽいリアクションで)

しかも、この割引期間はちょうど今日まで。


うっわーついてる。こーれーはーついてる。(シミのついたパンツで)


そんなわけで迷わずビックマックセットをチョイス。

むしゃり。もぐもぐ。でっけー。げふー。



普段食べる事の出来ないスーパーセレブ食であるビックマックを

激安価格で食せたという満足感と、

偶然にもサービス期間ぎりぎりに滑り込めたという幸運感。

この二つが入り混じり、僕は最近感じた事のない

非常に大きな幸福感に包まれていたわけです。



そして、そんなビックマックの余韻にひたりつつ

幸せ全開でバイトに向かう僕・・・



そんな僕を、背後から呼び止める声が。




『あ、フチだー。』『フーチーだぁ!』




はい。
この人と、その彼女登場。



・・・・うわああぁぁぁあああああぁぁぁぁあ!

幸せ丸出しカップゥ(本場の発音)だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!




『偶然だねー。何してんのー?』




あ・・・バイトに向かう途中・・・で・・・その。・・・えへへ。




『そうなんだー。今二人でカラオケいってきたんだー。』『ねー。』




あ・・・そうでござんすか・・・こりゃどうも。それはそれはお楽しみで・・・えへへ。




『フチは、何してたのー?』




や、僕は・・・ビックマックなんぞを。ね?一人でもそもそと・・・

そりゃもう寂しいもんで・・・美味くもなんともないっつーね・・?えへへ。




『そっかー。ウチらこれから夕食ー。』『ねー。』




これはこれは。なんつーか・・・食べる前からごちそうさま!って・・へへ!

いやすんません。お耳汚しを・・・えへへへ。

・・・それではお邪魔虫はこの辺で・・・ごゆるりと・・・えへへ!





へへへ・・・・




へへ・・・・





へ・・





・・・・




・・・・砂に書いた『びっくまっく☆』という僕の幸せは

『知人のカップル』という大きな波に飲まれ・・・




あとに残るは、

『なんで僕はビックマック程度で浮かれてたんだ?』

という素朴な疑問と、張り付いた笑顔だけ。





ビックマックセット390円。

むしろ、圧倒的に損した気分になったのです。






===追伸===




あと、彼女さんの方が大きな声でひたすら

『フーチーだ!フーチーだ!』

とハンドルネームを道端で連呼するもんで。



正直、近くにリアル知り合いがいやしないか、気が気じゃなかったノヨ。









テスト期間(1.17〜)   2月中旬

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