でんちゃんの「90mの攻防!」

 こんにちは、 でん です。

 最近はポカポカと小春日和が続いていますね。
このまま春になってくれれば嬉しいんですけどねぇ。
(これでスキーヤーの方達を敵に回しましたね。:笑:)

 さてさて、11月23日に行われました「水泳記録会」の話です。
 今回は、「平泳ぎ」に挑戦してみよう!と言う事で(どうゆう事なんだか)、
10年振りに「平泳ぎ」を真剣に泳いできました。
他にも「10分間泳」と「50m自由型」の合計3種目に出場してきたのですが
一体、どうなる事やら・・・。
それでは、始まり、始まりーーー!。


 今日も、いつもの如く目覚めたつもりが、なんとすでに7時30分!
全く用意をしていない事に気付き慌ててカバンにタオル、水着を詰め込んで
食堂へ。(チャンと用意しとけよ・・・。:笑:)
「あーーー、今日は何時からアップができるんだっけ?」
と思い始めると、ニョキニョキと面倒くさ虫が動き始めました。
多分9時からだろうと当たりをつけて
「10分間泳でアップの変わりにするから9時30分に着けばいいか。」
などなどと考えて8時30分にいざ出発!
しかし、こんな風に急いでいない時に限って、すぐにバスが
来るんですよねぇ。
いつもは、バス待ちの時間も含めて、1時間ほどかかるんですけど、実にスムーズに
乗り継ぎができて40分ほどで、会場に到着ぅ!
「こいつは春から縁起がいいや!」
(おいおい、春かよ。)と上機嫌で受け付けに行くと、
ウォーミング・アップは9時30分からとの事。
結果オーライで、ますます上機嫌になっちゃいました。:笑:
軽く200mを流した後、お決まりのスタート練習へと。
最近は、全くスタート練習をしていないので、なかなか感じがつかめ
ないんです。
もともとグラブスタート(用意で手をスタート台に付けて、押し出すように
して飛び出すスタートです。)で、高く飛んでから入水するのですが、
どうも高く飛ぶのが怖くなっているんですよねぇ。
はい、練習不足です。
何回か飛んでから、もう一度200mほど流してから開会式を待ちます。
律儀と言うより、ただ単に「10分間泳」が開会式の直後にあるだけ
なんですけどね。:笑: 


 そうこうしているうちに、開会式も終わり、競技が始まりました。
私の出番は、2組ですので、1組が終わるのを更に待ちます。
シャツを羽織っているものの、結構寒いんです。ブルブル。
1組は女子なのですが、記録を聞くと、409m!
多分、障害区分は違うと思うのですが、この位の距離は泳ぎたいなと思い
「えぇと、50m1分サークルで行くと、500mだから、1分30秒で行くと325mほど
すると、1分15秒を切るぐらいかなぁ?あれ、1分10秒だと・・・。」
泳ぐ前に頭を使っちゃいけませんね。
すっかり水浴びを忘れていました。
そそくさと、シャワーを浴びているうちに、すでに紹介が終わっていました。:笑:
ではでは、いつもの奴です。


「出撃するのも、2ヶ月振りになるか。 艦の状態はどうかね?」
「はい、特に異常はありませんが、あまり整備ができていないようです。」
「いつもの事か・・・、まぁ、今回は記録会だし、気楽に行こう。」
「艦長、スタートはどうするのか。と各部署から問い合わせが
 きておりますが。」
「そうだな、これは水中スタート(飛び込まずにプールに入った状態で
 スタートする方法ね。)で、行こう。ゴーグルが外れたら、文字通り
 目も当てられんからな。ハッハッハッハッ。」(オヤジが入ってます。)
「艦長、そろそろスタートです。」
「よし、セット・アップ、最初は出力70%で行くぞ!後は、状態に合わせて
 調整しよう!。」
「ホイッスル鳴りました・・・・・、スタート合図感知!」
「よーぅし、発進っ!

 今回は、合図棒をターン前1m50cmで叩いてもらって、25m側は
クイックターン、スタート側では、残りタイムを知らせてもらうので
ノーマルターンをする事にしました。

1回目のクイックターンは、見事に失敗。(手が壁に着いてしまいました。)
更に、タイムも上手く聞き取れず。


「なかなか上手く聞きトレンものだな。」
「艦長、乳酸量増大しています。」
「うむ、出力 更に落とせ。しかし、ラップタイムが判らんではペースの
 作りようがないぞ。
 もう少し、顔を上げている時間を長くするか。」
「合図棒感知。」
「よし、ターン」

2回目のターンは結構良いタイミングでのターンができ、更に100m時点での
残り時間は8分10秒。
「えぇと、残りが8分10秒と言う事は、かかった時間が1分50秒だから
50mのラップタイムは1分50秒の半分だから・・・。」


「おい、なんか考えながら泳いでいるぞ。
 50m55秒か、良いペースだな。
 このまま行けるところまで行こう。」
「艦長、クイックターンですが、そろそろノーマルターンの併用にしてみては。」
「そうだな、タイムは落ちるが下手に失敗して、リズムを崩すより
 いいだろう。」

あぁ、しんどい、しんどい。
普段の練習では、ターンをして続けて泳ぐと左側を泳ぐ恐れがありますので、
必ず25m毎に立って、右側に移動してから再び泳ぎ始めるので、連続的に
泳ぐ事があまりないのです。
だから、えらい!
「まだ、終わらないのかなぁ・・・。」
頭の中はそれしかありませんでした。:笑:

 時は流れて(いや・・・、そんな大したものでもないのですが。)、
残り5分から50mのラップタイムは1分30秒。
いけないと思いつつも、もうピッチは上がらないです。
何回目かのターンを終えた時、
「残り?十秒!」
の声が。


「艦長、残り10秒程です!」
「よぅし、後の事は考えるな!時間までダッシュだぁ!!」
「メインエンジン出力全開!ダッシュ!」
「ダッシュします。」
「ダッシュします。」
「ダッシュします。」
「終了の合図はまだか。」
「まだ感知されません・・・、ホイッスル鳴りました!
「メインエンジン停止、脚を下せ。」

はぁぁ、ようやく終わりました・・・。あぁしんど。
どうやらコースの中央は超えているようですが、ザブザブと水を押しのけ
スタート側に歩いて行きました。(別に意味はないですが、水の中に
いた方が楽なもので。)
その内に各コースの記録が放送され始めました。
「5コース でんちゃん 、525m。」
あれぇ?、そんなに行っているはずはないんですけど・・・。
と、深く考えずに、手引きをしてもらって次の「平泳ぎ25m」に備えて着替えに。


 早々に記録証をもらって、食道でカレーを食べながら読んでいると、
名前も記録も違うんです!
誰だこの人は、記録は390m。
「きっと間違えて渡したんだな。」
と言う訳で、食事を終えてからそそくさと受け付けに。

「あっ、すみません、名前を間違えていますね。」
「それと、記録も違うんですけど・・・。」
「そうそう、放送された時の記録は、なんか計算違いをしていたみたいで
記録はあっていますよ。」

ガーーーーン!!なんてこったーーーー!。
とショックヲ受けつつも、名前を訂正してもらってトボトボと引きあげて行きました。 フラフラ・・・。
けど、なにかが引っかかるんです。


 さてさて、気を取りなおして「25m平泳ぎ」の召集が始まりました。
別に他にする事も無いので、早めに行って召集もクリア。
「あぁ、390mかぁ・・・。」
と、ショボ暮れていると「ハッ」と閃きました!
チャララチャッチャチャーーーン!
最後にスタート側でターンをしたのだから末尾二桁の数字は00〜25
もしくは、50〜75になるはずです。
もし90にしようとしたら、折り返し側(25mの壁側)で最後のターンになるはず!
「やっぱりおかしい!」
丁度、係員の人が声をかけてくれましたので、その事を説明すると、
もう一度調べていただけるとの事。
チョットモヤモヤが解消したところで、プールサイドに移動しました。


「第5コース、 でんちゃん 。」
さて、選手紹介が終わり、コース台に立ちます。(やっぱりチョットは緊張しますねぇ。:笑:)
あー、妄想です。


「ところで、平泳ぎのデータはあるのかね?」
「あっはい、参考になるかどうか判りませんが、10年前のマスターズ大会で
 18秒代と言うのがありますが。」
「ふむ、全く判らんと言う事か。 まぁ良い、今回の事を試金石にする
 つもりだからな。」
「練習では、何度かダッシュを行なっているようですが、いずれもしんどくて途中でやめていますね。
 更に、脚力の低下、膝関節可動域が小さくなっている事は確認済みです。」
「ふぅぅぅ、希望的データはなにも無いと言う事だな。
 よくこれで、出る気になったものだ。」(ほっとけ!)
「ホイッスル鳴りました。」
「スタンバイします。」
「最初の 一かき一蹴り」(ヒトカキ ヒトケリ)で距離を稼ぐぞ!深度に
 注意せよ!」
「スタート合図 感知しました!」
「ようぅし、発進!」

ザッパーーーン!

「艦長ー、ドルフィンキック打ってます。」
(バタフライのキックの事です。当然泳法違反です。:笑:)
「//・・・、無かった事にしよう・・・。」(おいおい)
「浮上します。」
「早すぎるゾ!えぇい、潜りすぎるよりマシか、浮上と同時にダッシュを
 かけるぞ!ウエーブストローク(あっ、上半身で:うねり:を行う泳法の
 事ね。。)、ウィップキック(脚を引きつけた後に膝から先を大きく外に
 回しながら閉じて行くキックの事ね。)に注意しろ!」
「ダメです、やはり膝が回りません、ウエッジキック(脚を引きつけて、
 膝から先を開くが、そのまま直線的に閉じて行くキックの事ね。)に
 なります。しかも、水を掴めておりません!」
「チィィィィ、ウエーブストロークは大丈夫だな。
 プル(腕の動作の事ね。)中心で行こう。 キックは気にするな!」
「ピッチ上げます、心搏数上昇、乳酸、二酸化炭素含有量増大してます!」
「たかが25mだ!堪えさせろ!ゴールはまだか!」
「合図棒感知しました!」
「よぅし!ターーーーッチ!」

ゼィゼィ、平泳ぎはしんどい!
と、タイムは 21秒44でした。
まぁ、初めてにしては上出来、上出来!(けど、本当は20秒は切りタかったなぁ・・・。)


 最後の「50m自由型」は、1時間の間を空けて(予定)からです。
やっぱりこれがメインレースになりますし、来年度へのステップとして、
良いタイムを出したいところです。

 そうこうしている間だに、召集時間がやってきました。
ボケーと召集席に座っていると、先程の係員の方が来られて、
やはり計算違いで、記録は415mでしたとの事です。ワーーーイ!。
なんか気が抜けちゃったー。
けど、これがやっぱりメインレース、気合を入れなければ。


「いよいよ50m自由型だな。今年は散々たる有様だったからな。
 最後ぐらいはビシッと決めよう!。」
「心拍数が少々上がっておりますが、各部署異常はありません。」
「うむ、なんと言っても3種目目だ、各員チェックを怠るな。」
「セット完了。・・・・・、スタート合図感知しました。」
「よし!ダッシュ!・・・っていきなり呼吸を入れてるぞ、えぇいノーブレ・・・
 いや2ストローク1ブレすにしよう。」
「左舷エンジン、コースロープに接触!乗り越えます。」
「くぅぅ、進路微調整!離れろ!」
「ダメです!、進路変更できません!」
「なんと!」
「乳酸含有量レッドゾーンに突入します!酸素消費量増加、各部に酸素が
 行き渡りません!このままでは操艦不能になります!!」
「メインエンジン出力低下、ピッチ落ちます!
「かまわん!メインエンジンでコースロープを押し離せ!このままでは
 話にならん!」
「コースロープ離れます。合図棒感知しました。」
「よし、クィックターン!少しでもタイムを稼がなければ・・・。」
「おお!多少右へ流れましたが成功です。」
「もはや、あれこれ考えてもしかたが無い、行けるところまで行こう・・・。」
「艦長・・・・。」
ズガガガガァァン!
「左エンジンコースロープを乗り越えました!」
「だめです、進路制御不能!」
「終わったな・・・。」

なんと言う事でしょう、これほど疲労が蓄積していたとは・・・。
コースロープに腕がかかっても、身を捻って進路を変える事もできない程に
なっていたのです。
そのまま隣のコースに手を突っ込みながら泳ぎ続け、なんとかロープから
離れられたのは、もうゴール直前でした。

 ゴール後、呼吸を整えプールから上がり始めると、各コースの記録が放送され始めました。
「第5コース  でんちゃん 、41秒××」
//・・・、プッ、クスクスケラケラ、あー可笑しい!
41秒、アッハッハッハッ、41秒だって!
ケラケラケラケラ・・・。
ふぅぅぅ、今回はなかった事にしておきましょう。
手引きをしてもらって更衣室に向かう途中もなんか笑いが込み上げてきて
一人ニヤニヤしていました。

 ハァァァ、今年最後の大会が終わりました。
記録賞を読んでもやっぱり41秒37、いくら読んでも41秒37、
3時のおやつは文明堂です。

 ハァァァ、今年の「50m自由型」はやっぱり鬼門でした・・・。 シクシク



注、プライバシー保護のため、一部地名、人名などを変更させて頂きました。
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