でんちゃんの「動く♪近畿大会!」

 こんにちは、でんでございまするぅ。

 6月23日に半年振りの大会となる「近畿水泳大会」に出場してきました。
最近はかなり調子がよろしいので(変な日本語。クスクス)、ひょっとしたら
と言う期待を胸に秘め(おいおい似合わないよぉ。)出場してきました。
さぁて、今回もいろいろと思わぬ事態が発生していたようでし。
それでは、始まり始まりぃーーー。

 ピコピコッ ピコピコッ ピコピコッ ピコピコッ ピコピコッ
んにゃ、まだ6時15分・・・、と寝ボケて起き、目覚ましを止めてもう一度
ベッドに潜り込みました。
「・・・・・・・・!、試合だ試合だぁ。」
そうでし、今日は「近畿大会」があるのでし。
思わず飛び起きてそそくさと着替えを済まして迎えに来て頂くのを待って
いました。
けど、なんか変なんです、なんか忘れているような・・・。
朝食を摂るのを忘れていました・・・。
ふぅぅ、仰けから(あっ、「のっけから」って読むんですよぉん。)なんて
こったな事でしょうか。(だから、日本語が変だってば。)
しかたがないので、試合の途中で飲もうと思っていた「ウイダー イン ゼリー」を
ごそごそと引っ張り出して朝食変わりです。トホホ

 さてさて、そんなこんなで、7時に迎えにきてもらって一路
「奈良生涯スポーツセンター」へ、しゅっぱーーーつ!。
実は「生涯」を皆「障害」と思っていた事が車内で判明!
なにを隠そう私もそう思っていましたぁ。:笑:

約1時間ほどで目的地に到着。
結構新しい施設で、プールは全面がオーバーフロー(いやぁ、懐かしい。
 あっ、プール内の壁の高さが水面より低くなっていて、全周からの
プール水の排水、濾過が可能と言う優れ物なんですよぉ、さらに壁の角が
水面より低いと言う事は、ノーマルターンの時壁を掴んでターンができるん
ですぅ。)
更に、なっなんとプールの底が稼動式になっていて深さの調節もできる
プールなのですぅ。(初めて実物に遭遇、かっ感激ぃ。)。

 早速着替えて、ウォーミングアップに行きましたが、早速
「プールの底が沈んでいくかも知れませんが、気にせずに泳いで下さい。」
と一言。:笑:
さすがに動いているのは判りませんでしたが、25m泳いで立ちあがると
確かに水深が変わっているような気が・・・。
その後も同じ手引きをして頂いた方が、ずっと付いていて下さって、
スタート練習、シャワーは使えないので変わりにジャグジー(泡風呂です)、
更衣室まで付いていて下さいました。
丁寧に気を使って手引きをして頂いたおかげで、嬉しさ倍増でっす。
「いい大会になりそうだなぁ。」
試合事態もそうですが、大会関係者の皆さんのちょっとした気配りで
楽しくなったりならなかったりするんですよね。

 クラブの控所に戻ってプログラムを読んでもらうと、私の
「25mバタフライ」は11時、「50m自由型」は3時30分でした。
とりあえず「お腹が空いたよぉ」と言う事で、バナナをもらってモグモグして
いました。(美味しいよぉ。:涙:)


 さてさて、時間も10時30分になった頃に召集所に行って早々に召集を
クリア。
どこでキャップを被ろうかと思案していると、子供用の小さいプールも
あるらしく(5mぐらいで水深20〜30cm程度)そこでパシャパシャと水浴びを
して、準備万端です。
今までの大会では自分のレース紹介がされている時にバケツから水を
汲んで浴びていましたので、かなり慌てる事になるんですよ。
あぁ、実に良い施設ですぅ。

召集も終わって控え席に並んで座っていると、ちょこちょこと手引きに来て
頂いている方が来られて、
「でんちゃん、隣のコースの人とっても若い人だよ。ガンバッテね!」
と去って行かれました。
実は、いつもなら私の区分ではバタフライに出る人は皆無なもので、
いつも一人で泳いでいたのです。(あっ、別の障害区分の人は一緒に泳いで
いますよ。)
今回は初参加の方のようですが、競争相手がいる訳になっちゃったんです。
「どんな人なのかなぁ?」
残念ながら判りましぇぇん。:笑:

そんなこんなで、選手紹介も終わり、いよいよ出番です。
トコトコとスタート台に上ると、おぉっ!スタート台がフラットだぁ!
エヘヘ、スタート台が斜めになっているのもありますが、斜めに
なっていると、構えた瞬間に落ちてしまいそうになるんです。
「ヨォーーーイ」
動かないように注意して、グラブスタートで全身の神経を耳に集中。
(両手をスタート台に付けて飛び出す形のスタートですぅ。)
バァーーアーーーン



「スタート確認!」
「よぉし!発信!」
ザッパーーーン!
「隣コースのスタート音、ソナー(あっ耳の事ね。)に確認されません、
 水中スタート(あっ、飛び込まずに水の中から壁を蹴ってスタートする
 方法です。)のようです。」
「いけるぞ!ドルフィンキック2回の後浮上、両舷全速!一気に突き放せ!」
「浮上しました!メインエンジン始動!!出力120%!」
「いっけぇーーーーー!。」
ギュイーーーーンゴキゴキガクンッンガクンッ!
「うわぁぁぁぁ!」
「どうしたぁ!なんだこの振動音は!」
「判りません、メインエンジン辺りからの異常音のようです!」
「機関室に繋げ!機関長なにがあった!」
こちら機関長です、艦長すぐにエンジンを止めて下さい!エンジンシャフト
 (あっ、肩関節の事だと思いなせい。)に負荷がかかり過ぎています。
 リカバリーの可動域を越えての運動のため、いつ回せなくなるか
 判りません!」
「なんだと!通常の運動のはずだぞ!なぜ可動域を越えているんだ、
 データーでは充分動かせるはずだ!」
「そのデーターは片手バタフライのデーターです。両手を使っての
  練習なんぞしていないじゃないですか!(片手バタフライはタイミングを
 取ったりうねりの練習には充分だが、どうしてもクロールのように左右の
 身体の揺れが出るので肩の可動域が小さくても腕を水上に上げる事が
 できるんだ。)」
「機関長ー、独り言 言ってないで、手伝ってくださいよぉ。」
「おお、すまん。 艦長いいですか、すぐにエンジンを止めて下さい、
 どうなるか保証しかねますよ。。」
「むむむ・・・、それはできん。 こちらで対策を講じるから、今の出力を
 維持してくれ。」
「私は知りませんからね! おい、出力維持!機関部の意地を見せてやれ!」
「機関長ー、大丈夫なんですかぁ。」
「俺は知らん、艦長に聞け!」

「ええい、抜かったわ。 副長、エンジンシャフトに異常だ、他の部署の
 状況はどうかね。」
「はい、特に異常は見られません。 ただ痛みのため気力が減少し始めて
 います。」
「フン、堪えさせろ。 ノーブレスは中指、2ストローク1ブレスに
 切り替える。 それとうねりを大きく取ってリカバリー角を押さえる。
 (あっ、うねりを大きくすると潜り過ぎちゃいますけど、反対に身体を
 水上に持ち上げる事もできますので、肩の可動域を押さえる事も
 できるんです。)」
「了解。 各部署に連絡・・・(中略)。」
「乳酸含有量正常、出力正常、オールグリーン。」
「よし、ゴールを目指して突き進め。」


あぁ、肩が痛い・・・。
ピッチが上がらないよぉ。
などと、ぶつぶつ考えながらザパーーーンザッパーーーンと泳いでいました。


「右エンジンコースロープに接触。」
「進路変更 取舵ぃ(あっ、「とりかじ」です、左への進路変更ね。)。」
「左エンジンコースロープに接触します。」
「「面舵ぃ(あっ、「おもかじ」です、右進路変更の事ね。)。
 全く、真直ぐに進ねんのか・・・。」
(御免ね!曲がりたくって曲がってる訳じゃないんだよ!)

ザッパーーーン、ザッパーーーン、ザッパーーーン、ザッパーーーン。

「合図棒はまだかね。」
「ハイ、そろそろのはずですが・・・、きました!合図です。」
「よぅし、ドルフィンキック1回、伸びるぞ!
 総員対ショック防御、衝撃に備えろ。
・・・・・・・・・・・・・・・。
「おっおい、届いてないぞ! メインエンジン回せぇ!」
「メインエンジン緊急始動!」
・・・タッチ。
「あっ着いた。」
「ふぅぅぅ、やれやれだな、タイムはどれくらいかね。」
「あの・・・艦長・・・。」
「ん、オペレーター、どうしたのかね、浮かない顔をして。」
「・・・あのですね、緊急始動の時に、左エンジンしか動いていなかったの
 ですが・・・。」
「・・・。」
「ですから、片手タッ」
「いや、今回はエンジンシャフトの不調と言う思いもかけなかった事態が
 発生したが、皆 実によく冷静に対処してくれた!艦長として礼を言うぞ。」
「あのっ、ですから片手たっ」
「オペレーター!後で艦長室に出頭したまえ! 以上だ。」


 ゴールして、すぐに隣のコースはどうだったかを聞くと、私のタイムを
取るのに一生懸命だったので、よく判らないとの事でした。
(あぁーーー気になりますぅ。)
ただ、やっぱり水中スタートだったようでした。
タイムの方は、早々に記録が貼り出されていて、17秒47で、目標の16秒台には
 及びませんでしたが、昨年の記録を抜いて、大会新でしたぁ。
パチパチドンドンピーシャララ!
それにしても、泳ぎ切ってもじぇんじぇん疲れてないんですよね。
まぁ、普段からダッシュ練習をしていないので瞬発力が筋力にツイテいって
いないんでしょうねぇ:笑:。


次ぎの「50m自由型」は3時間程後になりますので、クラブの人と食事を摂って
ブラブラしながら待っていました。
(この待ち時間が閑なんですよぉ。)
なぁんにもする事がないので、ストレッチをしたり、タバコを吸ったり
(吸うなよ・・・。)して時間を潰していました。エヘヘ。

 さてさて、時間も2時を回って、用心のために(学習してますよぉーん。)
早めに召集所に行きましたが、
まだまだ時間が早いとの事で、邪魔にならない所で立ちんぼして待っています。
一応、頭の中ではイメージトレーニングしていましたよぉん。:笑:

 そうこうしているうちに「50m自由型男子の召集を始めまぁーーーす。」
と言う声が聞こえてきました。
召集も無事に終わり、小さなプールでパシャパシャと水浴びをして、
いよいよ出番です!
やっぱりドキドキしてきますねぇ。
「第4コース、でんちゃん。」
アナウンスの紹介を受けてペコリと挨拶をして、ホイッスルとともに
足場を確認しながらコース代にのぼります。
「とっとりあえず、フライングには注意注意。」
と何度も自分に言い聞かせてグラブスタートでセットしました。
「まだかなぁ、まだかなぁ・・・。」
この用意からスタートの合図の間って物凄く長く感じるんですよねぇ。
バァーーアーーーン
「よっしゃぁーーー!」
と訳の判らない気合を入れて一気に飛び出しましたぁあ!!



「スタートOKです、フライングもありません!」
「よし、両舷全速! エンジンシャフトはどうか!」
「異常ありません、心拍数多少上昇していますが航行に支障なし、各数値も
 オールグリーン。」
「やれやれだな。 うむ、後半の体力保持が心肺だ、2ストローク1ブレスで
 行くぞ。」
「左舷コースロープに接触します。」
「艦体を捻って離れろ!」
「進路クリア、メインエンジン順調に稼動中。」
「艦長、気力減退し始めています。」
「まだまだ大丈夫だ、活を入れてやれ!」
「活入れまぁす。」
「活入れまぁす。」
「活入れます。」
「目標は35秒台だ!一気に行けぇーーー!。」


 バシャバシャバシャバシャと後半の事が頭を過ぎりながらも、とりあえず
ピッチが落ちないように気持ちを振るい起こさせるのが精一杯です。トホホ


「左舷 コースロープに接触します。」
「くそっ、まだまだ大丈夫だな、身を捻って交せぇ。」
「艦長ー、合図棒きました。」
「えっ、うわぁぁぁ、忘れていた! タッターンだ!」


あーーー、すっかりターンの事を忘れていましたぁ。:笑:
慌ててクイックターンを始めたんですけど、チラッとタイミングが
早いかな?って心配が過ぎりました。


「壁がありませーーーん!」
「なんと・・・、かまわん脚を伸ばせぇ!」
「届きました、多少右に流れましたが、特に支障はないようです。」
「ふぅーーー、心臓にわるいわ。 ハッハッハッ
 後半だぞ、体力と気力に注意せよ。 油断するとすぐピッチが落ちる
からな。 まったく面倒な話しだ。」
(悪勝ったな!)
「体力70%に低下、乳酸含有量増加中。
「1ストローク1ブレスに切り替え、二酸化炭素の排泄を増やせ。
「了解、気力の減少が著しくなっています。」
「ええいもう少しだ!、エルボーアップは中指、ストレートプル(肱を
 伸ばしてリカバリーする形ね。)、でピッチを稼げ。」
「エルボーアップしなくて大丈夫なんですか?」
「これだけ体力が低下してしまうとエルボーアップする事によってピッチが
 維持できんのだよ。 それより入水時の抵抗は大きくなるが、遠心力を
 利用して手を振り回す方が今の状況ならピッチを維持できる。」
「了解、ストレートプルに移行します。 ピッチ維持しています。」
「もう少しだ、もう少しだ、堪えてくれよ・・・。 クッ合図棒はまだか。」

バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ。
コン。

「きましたぁ!合図棒検知!」
「きたか、左メインエンジン伸ばせぇ、ゴールだぁーーー!。」
ガッシン。
「どうしたぁ!」
「ひっ左エンジンに合図棒が絡んでいますーーー!。」
「ええぃ、払いのけろぉぉぉ!」


左手の合図棒を払いのけてそのままゴールイン。
ゼイゼイと粗い息をしながらも、すぐにタイムを聞くと、
「37秒@1です。」
とのように聞こえました。
あぁ、確か大会記録は2年前に36秒台だったはず、届かなかったよぉ・・・。
シクシク


 着替え終わって、一息ついてから、タイムの確認に速報を見に連れて
行ってもらいました。
「あっ、でんちゃんは、37秒16だって、えぇっと大会新だよ!」
「あれぇ、大会記録って36秒台じゃなかったでしたっけ?」
「えっ、今までの記録は38秒05ですよ。」
アッハッハッハッ、なぁんだえらい勘違いをしていましたぁ。

そのまま表彰式をやってもらって大会会長からメダルをもらってきました。
この50m自由型は、2年前に滋賀県で2位に終わってから(この時の1位の人の
タイムが大会新記録でした。)、昨年の神戸大会では召集に遅れて棄権、と
ほぼ2年振りにリベンジ:笑:を果たせました。
あーーー、なんかとっても嬉しいぞぉ!

こうやって今年の近畿大会も閉会式が終わって全て終了しましたぁ。
なんとか京都開催の全日本大会にも出場できそうですし、また練習
しなくっちゃ。えへへ。


 帰りは夕方と言う事もあって道路が渋滞していましたが、奈良の有料道路
(高速じゃなさそうです)を走っている時に、巨大な鹿の像が立っていて、
結構リアルな物だったようなのですが、皆がなんだろうと見ていると、
「しかっと締めようシートベルト」
と表後が書いてあったそうで、なんか笑ってしまいましたぁ。
さすがは奈良などと妙に感心しながらも、大仏様の方がいいんじゃないかな?
って思ってしまいました。
「締めないと仏像」とかとか。:笑:
(アッハッハッハッ、オヤジが入ってまする。)

さてさて次ぎは、山形の「12時間泳」です。
長距離はやった事がありませんから、どうなる事やら。
ではでは、またねぇ。


注、プライバシー保護のため、一部地名、人名などを変更させて頂きました。
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