日本人にとっての香りの原点とは、お香でしょうか。
先日、京都の金閣寺に行った時、風情のある建物のおみやげ屋さんで、
お香の良い香りがしていました。
それで、そのような匂い袋を探したのですが、中々見つかりません。
今は匂い袋もハーブ入りのものがはやっていて、昔ながらの香りのものは
少なくなってきているそうです。
香りにも流行があるのでしょうか。
さて、ハーブといえば料理やお茶に使う香草ですが、シソもその一つです。
バジルやオレガノといった洋風の香味料が今はもてはやされますけれども、
元々日本人は多彩な香りの食文化を持っています。
茗荷、わさび、柚子、ふきのとうなど、四季折々の香りを楽しんできました。
松茸もそうですね。
この秋、堺市にある「ハーベストの丘」というテーマパークで、
松茸茶なるものを買いました。
小さなスプーン半分を湯飲みに入れてお湯を注ぐと、松茸の香りのお茶の
出来上がりです。 お吸い物や炊き込み御飯にも使えます。
乾燥した松茸のかけらが混ざっているだけなのに、贅沢な気分になりました。
京都京福電鉄嵐山駅近くのおみやげ屋さんで買った、シソ梅こぶ茶。
これを炬燵ですすっていると、日本はいいなあと実感します。
香り一つで、故郷や母の事や旅の思い出など、心のアルバムを開くことができます。
強い香水をプンプンさせて、所構わず携帯電話をかけている人には、
この喜びが分からないかもしれませんね。
ところで、皆さんは「アロマセラピー」をご存知ですか?
これは香草などの香りを心身の健康と美容に役立てる方法です。
植物から抽出した香りの成分である「エッセンシャルオイル」を嗅ぐ事により、
心身共にリフレッシュして、自然治癒力が高まるのです。
オイルはデパートで、二千円〜九千円位。九千円はやはりローズでした。
とにかく、自分の好きな香りを選ぶ事が大切です。
効能としては、眠れない時やリラックスにはラベンダー、仕事がはかどらない時は
ローズマリー、鼻炎や花粉症にユーカリ、イライラにゼラニウム、
さびしい時はオレンジなどがあります。
それでは、簡単な楽しみ方をご紹介します。
まず、カップなどにオイルを3〜5滴たらして熱湯を注ぎます。
お部屋に香りが広がります。
でも、このお湯は飲まないでください。
また、お風呂の浴槽に3、4滴落としてよくかき混ぜて入浴します。
最後に、おしゃれな方法を一つ。
アロマポットを使う方法です。
丸い壷に皿が乗っているもので、その皿にオイルをたらしておきます。
タイプによって電気やキャンドルなど温め方が違いますが、長時間香りが
楽しめます。
どうですか? 簡単でしょう?
このように、良い香りは心のゆとりに繋がります。
寒い冬だからこそ、ほっこりするような香りを見つけてみてくださいね。